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専門医に聞く!ロナセンテープの使い方
【第1回】-拒薬の患者さんの場合-
専門医に聞く!ロナセンテープの使い方
【第1回】-拒薬の患者さんの場合-

出演・監修:医療法人社団 綾瀬病院
院長 鈴木 拓也先生
ロナセンテープは世界初の経皮吸収型抗精神病薬です。
今回は拒薬の患者さんへの使用経験について、医療法人社団 綾瀬病院 院長 鈴木 拓也先生にお伺いしました。
Question 1
初めてロナセンテープを処方した患者さんについて教えてください。

拒薬のため、長い間症状が安定せず苦労していた患者さんに処方しました。その患者さんは被毒妄想が強いためシンプルな処方しか受け付けず、しかし処方をシンプルにすると症状を抑えるには不十分でした。そこで、内用液を味噌汁に入れて飲ませることで何とかしのいでいたのですが、ある時味の変化に気づき飲んでくれなくなってしまいました。
Question 2
ロナセンテープをどのように受け入れてくれたのですか?
そのような拒薬のある患者さんに「シールのような薬があるのだけれど、試してみないか」、「何かあった場合には剥がすこともできるから」、「連続して同じ箇所でなければ、貼るところは胸、お腹、背中であればどこでもいいから」と提案したところ、特に問題なく受け入れてくれました。
Question 3
ロナセンテープを使ってみて印象の変化はありましたか?
そもそもテープ剤は患者さんの受け入れが悪いと思っていましたので、拒薬の患者さんが受け入れてくれてビックリしました。
だから経口剤が飲めない方にロナセンテープはいい選択肢だと思い、次は嚥下困難な患者さんに提案してみようと思いました。

急性期統合失調症治療におけるロナセンテープの有効性と安全性
:国際共同第3相試験(検証的試験)

急性期統合失調症患者さんに対する、ロナセンテープの国際共同第3相試験はこちらからご覧いただけます。