- トップ >
- 学び >
- 薬剤師へ エキスパートが届けるメッセージ >
- Vol.5 薬歴から考える患者アプローチ(全4回)
Vol.5 薬歴から考える患者アプローチ(全4回)
山本 雄一郎 氏
I&H株式会社 学術研修部長 / 有限会社アップル薬局 代表取締役 / 熊本大学薬学部 臨床教授
熊本大学薬学部卒、製薬会社(MR)を経て、有限会社アップル薬局に入社。薬局経営の傍ら、I&H株式会社の学術・研修を担当。熊本大学薬学部では実務実習前後に薬歴を中心とした講義を担当している。自称、薬局薬学のエディター。著書に『薬局で使える実践薬学』(日経BP社、2017年)、『誰も教えてくれなかった実践薬歴』(じほう、2018年)がある。

薬歴に関する質問や患者からの質問を題材にして、それらの薬歴に足りないものを考えていきたいと思います。なぜ処方変更がないと薬歴に書くことがないのか、なぜ患者は同じ質問を繰り返すのか、薬歴がごちゃごちゃするのはなぜなのか、そしてストックフレーズ垂れ流しの服薬指導がなぜダメなのか。こういった問いを一緒に考えることで、薬歴や服薬指導の見直しにつながることを期待しています。
Vol.5 薬歴から考える患者アプローチ(全4回)
-
【第4回】ストックフレーズ垂れ流しの服薬指導(薬歴)はなぜダメなのか?
最終回は、僕が考える薬歴から見える問題点を提示していきたいと思います。薬歴は患者のためになるツールでなくてはなりません。薬歴の中に患者がいて、薬学が響いているから、結果として、個別最適化された薬物療法に近づいていくのです。
シリーズ 薬剤師へ エキスパートが届けるメッセージ
-
【第3回】「ごちゃごちゃした薬歴になってしまいます」
薬歴をうまく書けるときもあれば、ごちゃごちゃしてしまうことも。それはなぜでしょうか。そして、そういった現象はじつは表面的なものに過ぎません。では、本質的な問題とは? 第3回では、こういった問題を解説していきます。
シリーズ 薬剤師へ エキスパートが届けるメッセージ
-
【第2回】「この薬、強いですか?」
第1回に引き続き、Do処方時での薬学的な患者アプローチについて解説します。第2回では、新しい概念が登場します。その概念を知らない薬剤師には、見えていない世界があり、患者アプローチが全くできていない状態になることも少なくありません。
シリーズ 薬剤師へ エキスパートが届けるメッセージ
-
【第1回】「いつも同じ薬なので、薬歴に書くことがありません」
処方変更といったイベントがなければ、特に変わりがなければ、薬歴に書くことがないと頭を抱えているのはなぜなのでしょうか。その薬歴には(その服薬指導には)何が足りないのでしょうか。第1回ではDo処方時での薬学的な患者アプローチについて解説します。
シリーズ 薬剤師へ エキスパートが届けるメッセージ