治療基盤としてのメトホルミンの有用性を再考する

以下ボタンより、各種カレンダーに予定をご登録いただけます。
※外部サイト(各サイトのカレンダー)に接続します。

【演者】石垣 泰 先生 岩手医科大学医学部 内科学講座 糖尿病・代謝・内分泌内科分野 教授

メトホルミンは世界で最も広く用いられている2 型糖尿病治療薬の一つであり、60 年以上の長い歴史を持つ薬剤であるが、今もなお新たな作用メカニズムが続々と発見されている。
メトホルミンの主な標的臓器は肝臓であり、インスリン非依存性に肝臓糖新生を抑制して血糖値を低下させる作用を有しているが、インクレチン作用1)への関与や腸管からのグルコース排泄作用2)など多面的な作用が報告されている。
2 型糖尿病の薬物療法のアルゴリズムにも病態に応じた薬剤選択の非肥満・肥満ともにメトホルミンは推奨されている。本講演では、早期から良好な血糖マネジメント維持のためにメトホルミンの用量依存的な血糖低下効果や適正使用、また治療強化時の組み合わせについて本講演で解説していきたい。
1)Cho YM, Kieffer TJ, Diabetologia 54:219‒222, 2011.
2)Morita Y et al, Diabetes Care 2020;dc200093.


配信情報

  • 追っかけ再生対応
  • 録画配信非対応
※ 視聴予約、視聴には会員登録及びログインが必要となります

ライブ配信講演会関連のお役立ち情報