心腎連関の病態機序から糖尿病治療を考える

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【演者】藤井秀毅先生(神戸大学大学院医学研究科 腎臓内科学 准教授)

世界の糖尿病人口は経時的に増加しており、本邦では2021年に1100万人と推計されている。糖尿病の治療目標は、血糖を中心としてリスク因子を適切にマネジメントし、腎障害や心血管合併症、その他の併存疾患を予防することで、糖尿病のない人と変わらない寿命とQOLを確保することである。その目標を達成するためには、糖尿病のみならず、合併症や併存疾患の進展抑制を考慮したトータルケアが重要である。心腎連関の観点からは、HbA1c やグリコアルブミンを指標とした血糖コントロールはもちろん重要であるが、そのコントロールの質も重要である。実際に、血糖日内変動幅(MAGE)を指標とした質の高い血糖マネジメントが、心腎連関において重要な因子である酸化ストレスを軽減する可能性があることが報告されている※。
本講演会では、これらの観点に着目し、合併症進展抑制を考えた糖尿病治療について考えてみたいと思う。
※Monniner S, et al. JAMA. 2006;295:1681 1687.


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