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Vol.24 薬局で取り組む「女性の健康支援」(全4回)
中村 由喜 氏
TAYA研究会 代表/あおぞら薬局富士見店 管理薬剤師
共立薬科大学薬学部薬学科卒業後、調剤薬局、山梨厚生病院で勤務。結婚、出産を経て株式会社ミドリ十字甲府営業所に勤務。薬害エイズ和解直後の社内で薬剤師の責任、薬害について考える。その後、恵信甲府病院療養病床にて終末期医療、チーム医療を経験。現在、あおぞら薬局富士見店の管理薬剤師として、女性患者向けに子宮頸がんワクチン、更年期対策、不妊治療、プレコンセプションケアなど女性のヘルスケア支援に力を入れて活動。慶応義塾大学KP会 星野尚美記念 活動奨励賞 2022年度受賞 「 薬害被害から学ぶ ~医療を目指す高校生は薬 害被害者の声を聴き、医療人の資質をどう考えたか」

薬局には、様々な年代の、様々な背景をもった地域住民や患者さんが来局します。思春期、不妊治療、緊急避妊薬、子育て、そして更年期、老いなど、女性はライフコースとして多くの課題や疾患に悩みながら、“働く女性”として、“家族の要”としてもがいていることに気付かされます。本シリーズでは、女性の健康支援として薬局でどのような活動ができるのか、私たちの薬局での活動の一部を例に挙げてお伝えしていきます。
Vol.24 薬局で取り組む「女性の健康支援」(全4回)
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【第4回】更年期〜老年期
更年期〜老年期は、女性ホルモンが徐々に減少し、心身ともに多くの症状に悩まされる時期です。老年期を元気に過ごすためには、生活習慣病や骨粗鬆症、頻尿などこの時期に多い症状に関する正しい知識を持つこと、そして周囲とのつながりを持つことが欠かせません。これらをすこしでも早くから知ってもらうために薬局薬剤師の地域健康支援が求められています。
シリーズ 薬剤師へ エキスパートが届けるメッセージ
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【第3回】性成熟期
性成熟期は女性特有の妊娠・出産をめぐり、たくさんの課題に直面します。健康であること、順調な月経であることが大切なのと同時に、自身のヘルスリテラシーが肝要です。そうしたことを意識するきっかけの一つとして、薬局で情報に触れてもらうことができます。患者さんにどのように情報提供ができるのか、その一部を紹介します。
シリーズ 薬剤師へ エキスパートが届けるメッセージ
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【第2回】思春期
思春期の女性は成長過程で体や心にたくさんの悩みを抱えています。保護者の方々の心配も多い時期です。月経に関する情報提供など、私たちの薬局で思春期の女性に対し実施している取り組み内容をご紹介します。
シリーズ 薬剤師へ エキスパートが届けるメッセージ
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【第1回】女性のライフコース
女性は一生の中でホルモン分泌量に大きな影響を受けます。特に思春期から更年期では生理周期の中で変動するホルモン分泌量が心身に与える影響はとても大きいです。第一回は女性のライフコースの課題や疾患についての概要と薬局でできる支援体制づくりについてお伝えします。
シリーズ 薬剤師へ エキスパートが届けるメッセージ