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ライブ配信講演会一覧(ライブ配信/録画配信)
ライブ配信講演会では、各領域の著名な先生方をお招きし、最新の医療情報をお届けしています。
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ライブ配信
直近開催予定のライブ配信講演会の一覧です。
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録画配信
終了後に録画配信を行っている講演会の一覧です。
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・配信期間
記載の日付まで録画視聴が可能です。期間内にご利用ください。 -
配信終了
配信が終了した講演会の一覧です。
糖尿病×ファブリー病ライブ配信講演会

配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信非対応
- 【講演Ⅰ】美馬 晶先生[大阪医科薬科大学 腎臓内科 教授(特別職務担当教員)]
- 【講演Ⅱ】深水 圭先生[久留米大学医学部内科学講座 腎臓内科部門 主任教授]
【講演Ⅰ】『腎症を合併した2型糖尿病治療を再考する~イメグリミンの可能性について考える~』 DCCT試験はintensiveな血糖マネジメントによる心血管イベント抑制を示し、UKPDSの結果は2型糖尿病における血糖コントロールの大血管障害予防効果示すものである。しかしながら、血糖マネジメントだけでは糖尿病関連腎臓病(DKD)の寛解達成は困難である。その中で近年の大規模臨床試験(EMPA-REG Renal OUTCOME, CANVAS program, およびDECLARE-TIMI 58)はSGLT2阻害薬による腎保護作用を明らかにした。我々はDKD進展・増悪メカニズムに炎症、酸化ストレスが関与することを明らかにしているが、それらはミトコンドリア障害に伴う活性酸素種(ROS)を介して増加することが知られている。腎臓においてミトコンドリアは特に近位尿細管とポドサイトに多く存在することからミトコンドリア障害とDKDは緊密な関係にある可能性がある。一方、イメグルミンはNAD+による膵作用とROS産生低下による膵外作用を併せ持つ2型糖尿病治療薬であるが、ミトコンドリアへの影響の観点から興味深い薬剤である。本講演では腎症を合併した2型糖尿病治療におけるイメグリミンの可能性を中心に論じたい。 【講演Ⅱ】『ファブリー病関連腎症の早期発見アプローチ〜治療へ繋げるために〜』 ファブリー病は、ライソゾーム酵素であるαガラクトシダーゼA(GLA)が欠損することにより生じるX連鎖遺伝性疾患である。GLAの基質である糖脂質、特にグロボトリアオシルセラミド(globotriaosylceramide:Gb3)やGb3の脱アシル化誘導体であるグロボトリアオシルスフィンゴシン(globotriaosylsphingosine:Lyso-Gb3)が分解されずライソゾーム内に蓄積し、組織および臓器障害を引き起こす先天性代謝異常症である。男性非透析慢性腎臓病(CKD)患者においても0.48%がFabry病と診断されており※、潜在しているFabry病関連腎疾患患者は多く存在すると考えられる。Gb3が血管内皮細胞、自律神経節、汗腺、腎臓、心筋、角膜などの組織に蓄積することによって,全身性に様々な臨床症状を呈し、腎臓,心臓,脳血管などの主要臓器障害は患者の生命予後を左右する。近年、早期診断ツールにスクリーニングとともにマルベリー小体が着目されている。本講演では早期発見へのアプローチと治療について考えてみたい。 ※ Nephrol Dial Transplant (2022)37:115-125
うつ病と見分けが難しい双極症の診断と治療~ラツーダの効果的な使い方を含めて~
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※
2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。
-
※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信 2025年06月20日まで
- 【演者】加藤 正樹 先生(関西医科大学医学部 精神神経科学講座 教授)
- 【演者】坪井 貴嗣 先生(杏林大学医学部 精神神経科学教室 准教授)
本講演会では「うつ病と見分けが難しい双極症の診断と治療~ラツーダの効果的な使い方を含めて~」というテーマで、加藤 正樹先生(関西医科大学医学部 精神神経科学講座 教授)と坪井 貴嗣先生(杏林大学医学部 精神神経科学教室 准教授)よりご講演とディスカッションをしていただきます。是非ご視聴ください。
症例から考える、初発・治療臨界期の統合失調症治療でラツーダを選択する意義~どのような患者さんに、どう使うか~
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※
2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信 2025年06月26日まで
- 【演者】岩田 仲生 先生(藤田医科大学 学長/藤田医科大学医学部 精神神経科学講座 教授)
- 【演者】渡邉 佑一郎 先生(医療法人社団玉藻会 馬場病院 副院長)
本講演会では「症例から考える、初発・治療臨界期の統合失調症治療でラツーダを選択する意義~どのような患者さんに、どう使うか~」というテーマで、岩田 仲生先生(藤田医科大学 学長/藤田医科大学医学部 精神神経科学講座 教授)と渡邉 佑一郎先生(医療法人社団玉藻会 馬場病院 副院長)よりご講演とディスカッションをしていただきます。是非ご視聴ください。
イマドキの統合失調症治療における新規抗精神病薬の使い方~SDAとDPAを中心に~
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信 2025年07月02日まで
- 【演者】岸田 学 先生(医療法人西浦会京阪病院 副院長)
- 【演者】紀本 創兵 先生(和歌山県立医科大学 神経精神医学教室 教授)
本講演会では「イマドキの統合失調症治療における新規抗精神病薬の使い方~SDAとDPAを中心に~」というテーマで、岸田 学先生(医療法人西浦会京阪病院 副院長)と紀本 創兵先生(和歌山県立医科大学 神経精神医学教室 教授)よりご講演とディスカッションをしていただきます。是非ご視聴ください。
血糖プロファイルから新しい糖尿病薬の使い方を考える
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信 2025年07月08日まで
- 【演者】弘世 貴久先生(東邦大学医学部内科学講座糖尿病・代謝・内分泌学分野 教授)
日本人を含めたアジア人の2型糖尿病の病態は、以前よりインスリン抵抗性を主体とする欧米人の糖尿病と異なり、インスリン分泌不全が主体とされてきた。さらに治療戦略を考える上では年齢、肥満の程度、慢性合併症の程度、肝・腎機能も評価し、個々の病態に応じた治療薬を選択し、決定することが求められる。この様な日本人独自の課題に対してどの様な治療戦略を考えていくかが極めて重要である。本講演会では、我々の教室で実施した臨床試験結果などを基にイメグリミンの役割や期待を再考したい。
進化する糖尿病薬物治療~高齢患者におけるイメグリミンの有用性~
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※
2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信 2025年07月11日まで
- 【演者】加来 浩平先生(川崎医科大学 名誉教授)
糖尿病治療の目標は「健康な人と変わらない人生」を歩んでもらうことであるが、患者さんの思いや願いは「健康で長生き・不便、不安、苦痛のない生活・ポジティブな人生」であると考えられる。昨今の大規模臨床試験より、グルコースメモリーやレガシー効果の存在・多因子介入の重要性が示唆されている。 それと同時に血糖目標値の達成を目指した糖尿病治療のリスクとベネフィットのバランスを考慮した患者中心のアプローチも重要である。 今回の講演では、新規の血糖降下薬であるイメグリミンに関し、最近の臨床研究の内容も交えながら明日からの治療にどう役立てていくかを考えたい。
薬理と臨床から考える、統合失調症治療におけるラツーダの適切な使い方
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※
2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。
-
※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信 2025年07月15日まで
- 【演者】髙塩 理 先生(東京医科大学八王子医療センター リエゾンセンター センター長・臨床准教授)
- 【演者】福島 端 先生(医療法人誠心会 あさひの丘病院 院長)
本講演会では「薬理と臨床から考える、統合失調症治療におけるラツーダの適切な使い方」というテーマで、髙塩 理先生(東京医科大学八王子医療センター リエゾンセンター センター長・臨床准教授)と福島 端先生(医療法人誠心会 あさひの丘病院 院長)よりご講演とディスカッションをしていただきます。是非ご視聴ください。
ツイミーグライブ配信講演会
7月以降開催の講演会については、システム切り替えのため事前の視聴予約を停止させていただいております。

配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信非対応
- 【講演Ⅰ】曽根 正勝先生(聖マリアンナ医科大学 代謝・内分泌内科 主任教授)
- 【講演Ⅱ】山田 祐一郎先生(関西電力病院 副院長)
講演Ⅰ:意外と使えるイメグリミン 講演Ⅱ:高齢者の糖尿病治療とイメグリミン
Dual Symposium~高齢2型糖尿病治療の新たなアプローチ~
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。
7月以降開催の講演会については、システム切り替えのため事前の視聴予約を停止させていただいております。

配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信 2025年07月30日まで
- 【座長】馬場園 哲也先生(石川記念会 顧問/東京女子医科大学 客員教授)
- 【講演Ⅰ】川浪 大治先生(福岡大学医学部 内分泌・糖尿病内科学 教授)
- 【講演Ⅱ】鈴木 亮先生(東京医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科学分野 主任教授)
講演Ⅰ:『腎機能障害のある糖尿病治療の留意点 ~イメグリミンの新たな可能性を含めて~』 2型糖尿病では早期治療強化によって膵β胞機能低下を防ぐことが望まれる。近年、様々なクラスの血糖降下薬が発売され、多面的な薬物治療が可能となっている。一方で、高齢化やインスリン分泌不全など日本独自の様々な課題に我々は直面している。腎機能障害のある方の糖尿病治療もその1つである。本講演会では、腎機能障害のある方の糖尿病治療のアプローチと2025年春、腎機能低下例への臨床データが発表となり、電子化された添付文書が改訂なったイメグリミンの新たな可能性について考察したい。 講演Ⅱ:『高齢者糖尿病診療のトピックス〜イメグリミンをどう役立てるか〜』 高齢者は一般的に健康状態の個人差が大きい。血糖コントロールの目標値を個別に設定し、腎機能や低血糖リスクに配慮して治療薬を選択する必要がある。高齢者は低血糖に対する自覚症状がはっきり現れにくく典型的でないことがしばしば見られ、対処が遅れがちで重症化しやすい。さらに、重症低血糖と認知機能低下はお互いのリスクを上昇させる。そのため、高齢者では若年者以上に低血糖リスクを回避することが重要となる。イメグリミン(ツイミーグ)は低血糖発現など安全性に関する年齢別のデータが報告されている。本講演では、高齢者糖尿病の治療における注意点をふまえ、イメグリミンに期待される有用性を考察する。
のぞえの丘病院における統合失調症をもつ患者への地域生活支援
7月以降開催の講演会については、システム切り替えのため事前の視聴予約を停止させていただいております。

配信情報
- 追っかけ再生 非対応
- 録画配信非対応
- 【座長】村上 忠 先生(医療法人赤城会三枚橋病院 院長 理事長)
- 【演者】堀川 直希 先生(医療法人コミュノテ風と虹のぞえの丘病院 院長)
【Discussion】 『LAIの好適患者さんとは? それぞれの立場から ~TRIを目指した治療を実現するには~』 パネリスト:学校法人関西医科大学 精神神経科学講座 診療教授 嶽北 佳輝 先生 パネリスト:医療法人社団 心緑会 小石川メンタルクリニック 院長 山田 浩樹 先生
血中濃度安定がもたらす真価 -ブロナンセリンのポテンシャルを引き出したテープ剤-
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。
7月以降開催の講演会については、システム切り替えのため事前の視聴予約を停止させていただいております。

配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信 2025年08月15日まで
- 【演者】宮田 久嗣 先生(東京慈恵会医科大学 精神医学講座 客員教授/医療法人社団光生会 平川病院 副院長)
・ 抗精神病薬の血中濃度が安定することで、”症状の安定”と”錐体外路症状などの血中濃度依存的な副作用の軽減”が期待できる ・ 統合失調症患者の未来を見据え、血中濃度安定による”ドパミン過感受性精神病を起こさない治療”が求められる ・ テープ剤のように抗精神病薬を飲まずに治療できることは、”心理的な安心感(健康感)”を得ることにつながる可能性がある
個別化糖尿病治療の確立に向けて
7月以降開催の講演会については、システム切り替えのため事前の視聴予約を停止させていただいております。

配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信非対応
- 【演者】植木 浩二郎先生(国立健康危機管理研究機構 国立国際医療研究所 糖尿病研究センター長)
我々医療従事者、医学研究者が目指すべき糖尿病治療の本来あるべき目標は、糖尿病を治癒させることである。「治癒」が何の薬物療法も必要とせず食事などを含めて糖尿病のない人と同じような生活を営むことができる状態とすれば、移植療法も含めて残念ながら今のところその目標の達成には全く至っていない。であるとすれば、次善の目標は、糖尿病によって被りうる「不利益・リスク」をできる限り低減することではないかと思われる。「不利益・リスク」には、合併症・併存症とそれによってもたらされる健康寿命の短縮だけではなく、QOLの低下、糖尿病を持つ人が感じるスティグマも含まれる。我々は、糖尿病を持つ人に対して可能な限り糖尿病のない人に近いレベルにまで負担が少なく、合併症・併存症を阻止できる治療法を選択し提案し、それを理解してもらいかつ実行してもらう使命を負っている。実際に、低血糖リスクが少ない薬剤の選択肢が多くなっている現在、合併症抑制のためのHbA1c ではなく血糖正常化を目指すHbA1c を目標とすることも可能になっている。個々の患者さんの病態や社会的背景、趣味・嗜好などを勘案した治療法の提案がより重要となっており、日本糖尿病学会では2型糖尿病治療アルゴリズムを作成した。本アルゴリズム作成の背景を紹介すると共に、早期から良好な血糖マネジメントを維持することの意義や重要性についても紹介する。
第5回循環器ファブリー病フォーラム
7月以降開催の講演会については、システム切り替えのため事前の視聴予約を停止させていただいております。

配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信非対応
- ※演題や役割者の詳細は案内状をご覧ください。
ファブリー病は全身の臓器に様々な症状を引き起こす疾患であり、早期診断と早期治療、治療継続が重要な疾患です。当セミナーでは、ファブリー病の循環器領域での診療の実際や各種画像所見、遺伝子治療、診療科連携をテーマに、様々な観点からスペシャリストの先生より最新の知見をご講演いただきます。
イメグリミンの血糖依存性インスリン分泌促進作用について ~最適患者像を考える~
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。
7月以降開催の講演会については、システム切り替えのため事前の視聴予約を停止させていただいております。

配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信 2025年08月25日まで
- 【演者】吉田 昌史先生(自治医科大学附属さいたま医療センター 内分泌代謝科 准教授)
2021年9月、日本国内においてイメグリミンの臨床での使用が可能となった。①グルコース濃度依存性インスリン分泌促進作用、② β 細胞保護作用、③骨格筋での糖取り込み能改善作用、④肝臓での糖新生抑制作用など、様々な効果があると言われる期待の薬剤である。しかしながら、イメグリミンの作用機序を示すスライドやパンフレットには必ず「イメグリミンの作用機序(推定)」と記載されており、未だに「推定」の域を脱することはなく、不明な点だらけである。演者はツイミーグの「①グルコース濃度依存性インスリン分泌促進作用」の機序を見出し、報告したので本講演にて解説したい。また、ツイミーグは DPP 4 阻害剤との相性はいいが、何故か GLP 1 受容体作動薬との併用効果はあまり期待できない事が知られている 。その 点に関しても、私なりに作用機序から解説する予定である。本講演がツイミーグの適正使用に役立ち、患者さんの2型糖尿病重症化予防へと繋がれば幸いである。
悪性リンパ腫の自家移植におけるチオテパの位置づけ ~当院での使用経験も踏まえて~
7月以降開催の講演会については、システム切り替えのため事前の視聴予約を停止させていただいております。

配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信非対応
- 【座長】錦織 桃子 先生(京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 教授)
- 【演者】井尾 克宏 先生(関西電力病院 血液内科 部長)
これまで自家末梢血幹細胞移植(ASCT)は再発難治のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)や中枢神経系原発悪性リンパ腫(PCNSL)の治療において必要な治療選択肢の一つであり、これからも重要な治療方法であり続けると思われる。しかし近年、新たな治療が保険適応となっている中でその立ち位置は少しずつ変わってきている。 チオテパ/ブスルファンレジメン(TT/Bu)によるASCTはPCNSL治療において有効な地固め療法であり、PCNSL以外のリンパ腫でもoptionのひとつとして期待されるが臨床報告は未だ限定的である。当院でsystemic lymphomaに対して行ったTT/BuによるASCTとそれ以外のレジメンでのASCTの比較では治療効果および安全性において大きく異ならないことが示唆された。 今回、当院での経験と既報の文献から今後のlymphomaにおけるASCTの役割とチオテパの位置づけについて考えていきたいと思う。
糖尿病治療薬最近の話題~日本人の病態を考慮した薬剤選択~
7月以降開催の講演会については、システム切り替えのため事前の視聴予約を停止させていただいております。

配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信非対応
- 【演者】清野 裕先生[JADEC(公益社団法人日本糖尿病協会) 理事長/関西電力病院 総長/関西電力医学研究所 所長]
我々は、イメグリミンがメトホルミンと類似の構造を持ちながらも、インスリン分泌およびインクレチン(GLP-1、GIP)分泌において異なる作用を示すことを世界で初めて報告した。1)特に、イメグリミンのインスリン分泌促進作用についてはインクレチン分泌が関与している可能性が示唆され、新たな治療選択肢として注目される。本講演では、インクレチン関連薬の最新知見に加え、当施設で得られた研究結果をもとに、日本人の病態特性を踏まえた薬剤選択についても考察する。 1)Usui R, Hamamoto Y、Seino Y et al. Diabetes Obes Metab. 2025
これからのダイアベティスケア~イメグリミンを活用する~
7月以降開催の講演会については、システム切り替えのため事前の視聴予約を停止させていただいております。

配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信非対応
- 【演者】下野 大先生(二田哲博クリニック姪浜 院長)
これからのダイアベティスケアは、食事・運動・薬物療法はもとより高齢化やアドボカシーの観点も重要なテーマである。本邦では、高齢の糖尿病のある方の人口は増加の一途をたどっている。 本講演では、高齢者2型糖尿病治療の食事・薬物療法のポイントを解説し、イメグリミンの特徴やその活用法について考察する。
これからのダイアベティスケア~イメグリミンを活用する~

配信期間
- 終了しました
- 【演者】下野 大先生(二田哲博クリニック姪浜 院長)
これからのダイアベティスケアは、食事・運動・薬物療法はもとより高齢化やアドボカシーの観点も重要なテーマである。本邦では、高齢の糖尿病のある方の人口は増加の一途をたどっている。 本講演では、高齢者2型糖尿病治療の食事・薬物療法のポイントを解説し、イメグリミンの特徴やその活用法について考察する。
糖尿病治療薬最近の話題~日本人の病態を考慮した薬剤選択~

配信期間
- 終了しました
- 【演者】清野 裕先生[JADEC(公益社団法人日本糖尿病協会) 理事長/関西電力病院 総長/関西電力医学研究所 所長]
我々は、イメグリミンがメトホルミンと類似の構造を持ちながらも、インスリン分泌およびインクレチン(GLP-1、GIP)分泌において異なる作用を示すことを世界で初めて報告した。1)特に、イメグリミンのインスリン分泌促進作用についてはインクレチン分泌が関与している可能性が示唆され、新たな治療選択肢として注目される。本講演では、インクレチン関連薬の最新知見に加え、当施設で得られた研究結果をもとに、日本人の病態特性を踏まえた薬剤選択についても考察する。 1)Usui R, Hamamoto Y、Seino Y et al. Diabetes Obes Metab. 2025
悪性リンパ腫の自家移植におけるチオテパの位置づけ ~当院での使用経験も踏まえて~

配信期間
- 終了しました
- 【座長】錦織 桃子 先生(京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 教授)
- 【演者】井尾 克宏 先生(関西電力病院 血液内科 部長)
これまで自家末梢血幹細胞移植(ASCT)は再発難治のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)や中枢神経系原発悪性リンパ腫(PCNSL)の治療において必要な治療選択肢の一つであり、これからも重要な治療方法であり続けると思われる。しかし近年、新たな治療が保険適応となっている中でその立ち位置は少しずつ変わってきている。 チオテパ/ブスルファンレジメン(TT/Bu)によるASCTはPCNSL治療において有効な地固め療法であり、PCNSL以外のリンパ腫でもoptionのひとつとして期待されるが臨床報告は未だ限定的である。当院でsystemic lymphomaに対して行ったTT/BuによるASCTとそれ以外のレジメンでのASCTの比較では治療効果および安全性において大きく異ならないことが示唆された。 今回、当院での経験と既報の文献から今後のlymphomaにおけるASCTの役割とチオテパの位置づけについて考えていきたいと思う。
イメグリミンの血糖依存性インスリン分泌促進作用について ~最適患者像を考える~
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 2025年08月25日まで
- 【演者】吉田 昌史先生(自治医科大学附属さいたま医療センター 内分泌代謝科 准教授)
2021年9月、日本国内においてイメグリミンの臨床での使用が可能となった。①グルコース濃度依存性インスリン分泌促進作用、② β 細胞保護作用、③骨格筋での糖取り込み能改善作用、④肝臓での糖新生抑制作用など、様々な効果があると言われる期待の薬剤である。しかしながら、イメグリミンの作用機序を示すスライドやパンフレットには必ず「イメグリミンの作用機序(推定)」と記載されており、未だに「推定」の域を脱することはなく、不明な点だらけである。演者はツイミーグの「①グルコース濃度依存性インスリン分泌促進作用」の機序を見出し、報告したので本講演にて解説したい。また、ツイミーグは DPP 4 阻害剤との相性はいいが、何故か GLP 1 受容体作動薬との併用効果はあまり期待できない事が知られている 。その 点に関しても、私なりに作用機序から解説する予定である。本講演がツイミーグの適正使用に役立ち、患者さんの2型糖尿病重症化予防へと繋がれば幸いである。
第5回循環器ファブリー病フォーラム

配信期間
- 終了しました
- ※演題や役割者の詳細は案内状をご覧ください。
ファブリー病は全身の臓器に様々な症状を引き起こす疾患であり、早期診断と早期治療、治療継続が重要な疾患です。当セミナーでは、ファブリー病の循環器領域での診療の実際や各種画像所見、遺伝子治療、診療科連携をテーマに、様々な観点からスペシャリストの先生より最新の知見をご講演いただきます。
個別化糖尿病治療の確立に向けて

配信期間
- 終了しました
- 【演者】植木 浩二郎先生(国立健康危機管理研究機構 国立国際医療研究所 糖尿病研究センター長)
我々医療従事者、医学研究者が目指すべき糖尿病治療の本来あるべき目標は、糖尿病を治癒させることである。「治癒」が何の薬物療法も必要とせず食事などを含めて糖尿病のない人と同じような生活を営むことができる状態とすれば、移植療法も含めて残念ながら今のところその目標の達成には全く至っていない。であるとすれば、次善の目標は、糖尿病によって被りうる「不利益・リスク」をできる限り低減することではないかと思われる。「不利益・リスク」には、合併症・併存症とそれによってもたらされる健康寿命の短縮だけではなく、QOLの低下、糖尿病を持つ人が感じるスティグマも含まれる。我々は、糖尿病を持つ人に対して可能な限り糖尿病のない人に近いレベルにまで負担が少なく、合併症・併存症を阻止できる治療法を選択し提案し、それを理解してもらいかつ実行してもらう使命を負っている。実際に、低血糖リスクが少ない薬剤の選択肢が多くなっている現在、合併症抑制のためのHbA1c ではなく血糖正常化を目指すHbA1c を目標とすることも可能になっている。個々の患者さんの病態や社会的背景、趣味・嗜好などを勘案した治療法の提案がより重要となっており、日本糖尿病学会では2型糖尿病治療アルゴリズムを作成した。本アルゴリズム作成の背景を紹介すると共に、早期から良好な血糖マネジメントを維持することの意義や重要性についても紹介する。
血中濃度安定がもたらす真価 -ブロナンセリンのポテンシャルを引き出したテープ剤-
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 2025年08月15日まで
- 【演者】宮田 久嗣 先生(東京慈恵会医科大学 精神医学講座 客員教授/医療法人社団光生会 平川病院 副院長)
・ 抗精神病薬の血中濃度が安定することで、”症状の安定”と”錐体外路症状などの血中濃度依存的な副作用の軽減”が期待できる ・ 統合失調症患者の未来を見据え、血中濃度安定による”ドパミン過感受性精神病を起こさない治療”が求められる ・ テープ剤のように抗精神病薬を飲まずに治療できることは、”心理的な安心感(健康感)”を得ることにつながる可能性がある
のぞえの丘病院における統合失調症をもつ患者への地域生活支援

配信期間
- 終了しました
- 【座長】村上 忠 先生(医療法人赤城会三枚橋病院 院長 理事長)
- 【演者】堀川 直希 先生(医療法人コミュノテ風と虹のぞえの丘病院 院長)
【Discussion】 『LAIの好適患者さんとは? それぞれの立場から ~TRIを目指した治療を実現するには~』 パネリスト:学校法人関西医科大学 精神神経科学講座 診療教授 嶽北 佳輝 先生 パネリスト:医療法人社団 心緑会 小石川メンタルクリニック 院長 山田 浩樹 先生
Dual Symposium~高齢2型糖尿病治療の新たなアプローチ~
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 2025年07月30日まで
- 【座長】馬場園 哲也先生(石川記念会 顧問/東京女子医科大学 客員教授)
- 【講演Ⅰ】川浪 大治先生(福岡大学医学部 内分泌・糖尿病内科学 教授)
- 【講演Ⅱ】鈴木 亮先生(東京医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科学分野 主任教授)
講演Ⅰ:『腎機能障害のある糖尿病治療の留意点 ~イメグリミンの新たな可能性を含めて~』 2型糖尿病では早期治療強化によって膵β胞機能低下を防ぐことが望まれる。近年、様々なクラスの血糖降下薬が発売され、多面的な薬物治療が可能となっている。一方で、高齢化やインスリン分泌不全など日本独自の様々な課題に我々は直面している。腎機能障害のある方の糖尿病治療もその1つである。本講演会では、腎機能障害のある方の糖尿病治療のアプローチと2025年春、腎機能低下例への臨床データが発表となり、電子化された添付文書が改訂なったイメグリミンの新たな可能性について考察したい。 講演Ⅱ:『高齢者糖尿病診療のトピックス〜イメグリミンをどう役立てるか〜』 高齢者は一般的に健康状態の個人差が大きい。血糖コントロールの目標値を個別に設定し、腎機能や低血糖リスクに配慮して治療薬を選択する必要がある。高齢者は低血糖に対する自覚症状がはっきり現れにくく典型的でないことがしばしば見られ、対処が遅れがちで重症化しやすい。さらに、重症低血糖と認知機能低下はお互いのリスクを上昇させる。そのため、高齢者では若年者以上に低血糖リスクを回避することが重要となる。イメグリミン(ツイミーグ)は低血糖発現など安全性に関する年齢別のデータが報告されている。本講演では、高齢者糖尿病の治療における注意点をふまえ、イメグリミンに期待される有用性を考察する。
ツイミーグライブ配信講演会

配信期間
- 終了しました
- 【講演Ⅰ】曽根 正勝先生(聖マリアンナ医科大学 代謝・内分泌内科 主任教授)
- 【講演Ⅱ】山田 祐一郎先生(関西電力病院 副院長)
講演Ⅰ:意外と使えるイメグリミン 講演Ⅱ:高齢者の糖尿病治療とイメグリミン
薬理と臨床から考える、統合失調症治療におけるラツーダの適切な使い方
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2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 2025年07月15日まで
- 【演者】髙塩 理 先生(東京医科大学八王子医療センター リエゾンセンター センター長・臨床准教授)
- 【演者】福島 端 先生(医療法人誠心会 あさひの丘病院 院長)
本講演会では「薬理と臨床から考える、統合失調症治療におけるラツーダの適切な使い方」というテーマで、髙塩 理先生(東京医科大学八王子医療センター リエゾンセンター センター長・臨床准教授)と福島 端先生(医療法人誠心会 あさひの丘病院 院長)よりご講演とディスカッションをしていただきます。是非ご視聴ください。
進化する糖尿病薬物治療~高齢患者におけるイメグリミンの有用性~
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2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 2025年07月11日まで
- 【演者】加来 浩平先生(川崎医科大学 名誉教授)
糖尿病治療の目標は「健康な人と変わらない人生」を歩んでもらうことであるが、患者さんの思いや願いは「健康で長生き・不便、不安、苦痛のない生活・ポジティブな人生」であると考えられる。昨今の大規模臨床試験より、グルコースメモリーやレガシー効果の存在・多因子介入の重要性が示唆されている。 それと同時に血糖目標値の達成を目指した糖尿病治療のリスクとベネフィットのバランスを考慮した患者中心のアプローチも重要である。 今回の講演では、新規の血糖降下薬であるイメグリミンに関し、最近の臨床研究の内容も交えながら明日からの治療にどう役立てていくかを考えたい。
血糖プロファイルから新しい糖尿病薬の使い方を考える
-
※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 2025年07月08日まで
- 【演者】弘世 貴久先生(東邦大学医学部内科学講座糖尿病・代謝・内分泌学分野 教授)
日本人を含めたアジア人の2型糖尿病の病態は、以前よりインスリン抵抗性を主体とする欧米人の糖尿病と異なり、インスリン分泌不全が主体とされてきた。さらに治療戦略を考える上では年齢、肥満の程度、慢性合併症の程度、肝・腎機能も評価し、個々の病態に応じた治療薬を選択し、決定することが求められる。この様な日本人独自の課題に対してどの様な治療戦略を考えていくかが極めて重要である。本講演会では、我々の教室で実施した臨床試験結果などを基にイメグリミンの役割や期待を再考したい。
イマドキの統合失調症治療における新規抗精神病薬の使い方~SDAとDPAを中心に~
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 2025年07月02日まで
- 【演者】岸田 学 先生(医療法人西浦会京阪病院 副院長)
- 【演者】紀本 創兵 先生(和歌山県立医科大学 神経精神医学教室 教授)
本講演会では「イマドキの統合失調症治療における新規抗精神病薬の使い方~SDAとDPAを中心に~」というテーマで、岸田 学先生(医療法人西浦会京阪病院 副院長)と紀本 創兵先生(和歌山県立医科大学 神経精神医学教室 教授)よりご講演とディスカッションをしていただきます。是非ご視聴ください。
症例から考える、初発・治療臨界期の統合失調症治療でラツーダを選択する意義~どのような患者さんに、どう使うか~
-
※
2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。
-
※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 2025年06月26日まで
- 【演者】岩田 仲生 先生(藤田医科大学 学長/藤田医科大学医学部 精神神経科学講座 教授)
- 【演者】渡邉 佑一郎 先生(医療法人社団玉藻会 馬場病院 副院長)
本講演会では「症例から考える、初発・治療臨界期の統合失調症治療でラツーダを選択する意義~どのような患者さんに、どう使うか~」というテーマで、岩田 仲生先生(藤田医科大学 学長/藤田医科大学医学部 精神神経科学講座 教授)と渡邉 佑一郎先生(医療法人社団玉藻会 馬場病院 副院長)よりご講演とディスカッションをしていただきます。是非ご視聴ください。
うつ病と見分けが難しい双極症の診断と治療~ラツーダの効果的な使い方を含めて~
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※
2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。
-
※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 2025年06月20日まで
- 【演者】加藤 正樹 先生(関西医科大学医学部 精神神経科学講座 教授)
- 【演者】坪井 貴嗣 先生(杏林大学医学部 精神神経科学教室 准教授)
本講演会では「うつ病と見分けが難しい双極症の診断と治療~ラツーダの効果的な使い方を含めて~」というテーマで、加藤 正樹先生(関西医科大学医学部 精神神経科学講座 教授)と坪井 貴嗣先生(杏林大学医学部 精神神経科学教室 准教授)よりご講演とディスカッションをしていただきます。是非ご視聴ください。
糖尿病×ファブリー病ライブ配信講演会

配信期間
- 終了しました
- 【講演Ⅰ】美馬 晶先生[大阪医科薬科大学 腎臓内科 教授(特別職務担当教員)]
- 【講演Ⅱ】深水 圭先生[久留米大学医学部内科学講座 腎臓内科部門 主任教授]
【講演Ⅰ】『腎症を合併した2型糖尿病治療を再考する~イメグリミンの可能性について考える~』 DCCT試験はintensiveな血糖マネジメントによる心血管イベント抑制を示し、UKPDSの結果は2型糖尿病における血糖コントロールの大血管障害予防効果示すものである。しかしながら、血糖マネジメントだけでは糖尿病関連腎臓病(DKD)の寛解達成は困難である。その中で近年の大規模臨床試験(EMPA-REG Renal OUTCOME, CANVAS program, およびDECLARE-TIMI 58)はSGLT2阻害薬による腎保護作用を明らかにした。我々はDKD進展・増悪メカニズムに炎症、酸化ストレスが関与することを明らかにしているが、それらはミトコンドリア障害に伴う活性酸素種(ROS)を介して増加することが知られている。腎臓においてミトコンドリアは特に近位尿細管とポドサイトに多く存在することからミトコンドリア障害とDKDは緊密な関係にある可能性がある。一方、イメグルミンはNAD+による膵作用とROS産生低下による膵外作用を併せ持つ2型糖尿病治療薬であるが、ミトコンドリアへの影響の観点から興味深い薬剤である。本講演では腎症を合併した2型糖尿病治療におけるイメグリミンの可能性を中心に論じたい。 【講演Ⅱ】『ファブリー病関連腎症の早期発見アプローチ〜治療へ繋げるために〜』 ファブリー病は、ライソゾーム酵素であるαガラクトシダーゼA(GLA)が欠損することにより生じるX連鎖遺伝性疾患である。GLAの基質である糖脂質、特にグロボトリアオシルセラミド(globotriaosylceramide:Gb3)やGb3の脱アシル化誘導体であるグロボトリアオシルスフィンゴシン(globotriaosylsphingosine:Lyso-Gb3)が分解されずライソゾーム内に蓄積し、組織および臓器障害を引き起こす先天性代謝異常症である。男性非透析慢性腎臓病(CKD)患者においても0.48%がFabry病と診断されており※、潜在しているFabry病関連腎疾患患者は多く存在すると考えられる。Gb3が血管内皮細胞、自律神経節、汗腺、腎臓、心筋、角膜などの組織に蓄積することによって,全身性に様々な臨床症状を呈し、腎臓,心臓,脳血管などの主要臓器障害は患者の生命予後を左右する。近年、早期診断ツールにスクリーニングとともにマルベリー小体が着目されている。本講演では早期発見へのアプローチと治療について考えてみたい。 ※ Nephrol Dial Transplant (2022)37:115-125
これからのダイアベティスケア~イメグリミンを活用する~

配信期間
- 終了しました
- 【演者】下野 大先生(二田哲博クリニック姪浜 院長)
これからのダイアベティスケアは、食事・運動・薬物療法はもとより高齢化やアドボカシーの観点も重要なテーマである。本邦では、高齢の糖尿病のある方の人口は増加の一途をたどっている。 本講演では、高齢者2型糖尿病治療の食事・薬物療法のポイントを解説し、イメグリミンの特徴やその活用法について考察する。
糖尿病治療薬最近の話題~日本人の病態を考慮した薬剤選択~

配信期間
- 終了しました
- 【演者】清野 裕先生[JADEC(公益社団法人日本糖尿病協会) 理事長/関西電力病院 総長/関西電力医学研究所 所長]
我々は、イメグリミンがメトホルミンと類似の構造を持ちながらも、インスリン分泌およびインクレチン(GLP-1、GIP)分泌において異なる作用を示すことを世界で初めて報告した。1)特に、イメグリミンのインスリン分泌促進作用についてはインクレチン分泌が関与している可能性が示唆され、新たな治療選択肢として注目される。本講演では、インクレチン関連薬の最新知見に加え、当施設で得られた研究結果をもとに、日本人の病態特性を踏まえた薬剤選択についても考察する。 1)Usui R, Hamamoto Y、Seino Y et al. Diabetes Obes Metab. 2025
悪性リンパ腫の自家移植におけるチオテパの位置づけ ~当院での使用経験も踏まえて~

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- 終了しました
- 【座長】錦織 桃子 先生(京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 教授)
- 【演者】井尾 克宏 先生(関西電力病院 血液内科 部長)
これまで自家末梢血幹細胞移植(ASCT)は再発難治のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)や中枢神経系原発悪性リンパ腫(PCNSL)の治療において必要な治療選択肢の一つであり、これからも重要な治療方法であり続けると思われる。しかし近年、新たな治療が保険適応となっている中でその立ち位置は少しずつ変わってきている。 チオテパ/ブスルファンレジメン(TT/Bu)によるASCTはPCNSL治療において有効な地固め療法であり、PCNSL以外のリンパ腫でもoptionのひとつとして期待されるが臨床報告は未だ限定的である。当院でsystemic lymphomaに対して行ったTT/BuによるASCTとそれ以外のレジメンでのASCTの比較では治療効果および安全性において大きく異ならないことが示唆された。 今回、当院での経験と既報の文献から今後のlymphomaにおけるASCTの役割とチオテパの位置づけについて考えていきたいと思う。
イメグリミンの血糖依存性インスリン分泌促進作用について ~最適患者像を考える~
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

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- 終了しました
- 【演者】吉田 昌史先生(自治医科大学附属さいたま医療センター 内分泌代謝科 准教授)
2021年9月、日本国内においてイメグリミンの臨床での使用が可能となった。①グルコース濃度依存性インスリン分泌促進作用、② β 細胞保護作用、③骨格筋での糖取り込み能改善作用、④肝臓での糖新生抑制作用など、様々な効果があると言われる期待の薬剤である。しかしながら、イメグリミンの作用機序を示すスライドやパンフレットには必ず「イメグリミンの作用機序(推定)」と記載されており、未だに「推定」の域を脱することはなく、不明な点だらけである。演者はツイミーグの「①グルコース濃度依存性インスリン分泌促進作用」の機序を見出し、報告したので本講演にて解説したい。また、ツイミーグは DPP 4 阻害剤との相性はいいが、何故か GLP 1 受容体作動薬との併用効果はあまり期待できない事が知られている 。その 点に関しても、私なりに作用機序から解説する予定である。本講演がツイミーグの適正使用に役立ち、患者さんの2型糖尿病重症化予防へと繋がれば幸いである。
第5回循環器ファブリー病フォーラム

配信期間
- 終了しました
- ※演題や役割者の詳細は案内状をご覧ください。
ファブリー病は全身の臓器に様々な症状を引き起こす疾患であり、早期診断と早期治療、治療継続が重要な疾患です。当セミナーでは、ファブリー病の循環器領域での診療の実際や各種画像所見、遺伝子治療、診療科連携をテーマに、様々な観点からスペシャリストの先生より最新の知見をご講演いただきます。
個別化糖尿病治療の確立に向けて

配信期間
- 終了しました
- 【演者】植木 浩二郎先生(国立健康危機管理研究機構 国立国際医療研究所 糖尿病研究センター長)
我々医療従事者、医学研究者が目指すべき糖尿病治療の本来あるべき目標は、糖尿病を治癒させることである。「治癒」が何の薬物療法も必要とせず食事などを含めて糖尿病のない人と同じような生活を営むことができる状態とすれば、移植療法も含めて残念ながら今のところその目標の達成には全く至っていない。であるとすれば、次善の目標は、糖尿病によって被りうる「不利益・リスク」をできる限り低減することではないかと思われる。「不利益・リスク」には、合併症・併存症とそれによってもたらされる健康寿命の短縮だけではなく、QOLの低下、糖尿病を持つ人が感じるスティグマも含まれる。我々は、糖尿病を持つ人に対して可能な限り糖尿病のない人に近いレベルにまで負担が少なく、合併症・併存症を阻止できる治療法を選択し提案し、それを理解してもらいかつ実行してもらう使命を負っている。実際に、低血糖リスクが少ない薬剤の選択肢が多くなっている現在、合併症抑制のためのHbA1c ではなく血糖正常化を目指すHbA1c を目標とすることも可能になっている。個々の患者さんの病態や社会的背景、趣味・嗜好などを勘案した治療法の提案がより重要となっており、日本糖尿病学会では2型糖尿病治療アルゴリズムを作成した。本アルゴリズム作成の背景を紹介すると共に、早期から良好な血糖マネジメントを維持することの意義や重要性についても紹介する。
血中濃度安定がもたらす真価 -ブロナンセリンのポテンシャルを引き出したテープ剤-
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

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- 終了しました
- 【演者】宮田 久嗣 先生(東京慈恵会医科大学 精神医学講座 客員教授/医療法人社団光生会 平川病院 副院長)
・ 抗精神病薬の血中濃度が安定することで、”症状の安定”と”錐体外路症状などの血中濃度依存的な副作用の軽減”が期待できる ・ 統合失調症患者の未来を見据え、血中濃度安定による”ドパミン過感受性精神病を起こさない治療”が求められる ・ テープ剤のように抗精神病薬を飲まずに治療できることは、”心理的な安心感(健康感)”を得ることにつながる可能性がある
のぞえの丘病院における統合失調症をもつ患者への地域生活支援

配信期間
- 終了しました
- 【座長】村上 忠 先生(医療法人赤城会三枚橋病院 院長 理事長)
- 【演者】堀川 直希 先生(医療法人コミュノテ風と虹のぞえの丘病院 院長)
【Discussion】 『LAIの好適患者さんとは? それぞれの立場から ~TRIを目指した治療を実現するには~』 パネリスト:学校法人関西医科大学 精神神経科学講座 診療教授 嶽北 佳輝 先生 パネリスト:医療法人社団 心緑会 小石川メンタルクリニック 院長 山田 浩樹 先生
Dual Symposium~高齢2型糖尿病治療の新たなアプローチ~
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 終了しました
- 【座長】馬場園 哲也先生(石川記念会 顧問/東京女子医科大学 客員教授)
- 【講演Ⅰ】川浪 大治先生(福岡大学医学部 内分泌・糖尿病内科学 教授)
- 【講演Ⅱ】鈴木 亮先生(東京医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科学分野 主任教授)
講演Ⅰ:『腎機能障害のある糖尿病治療の留意点 ~イメグリミンの新たな可能性を含めて~』 2型糖尿病では早期治療強化によって膵β胞機能低下を防ぐことが望まれる。近年、様々なクラスの血糖降下薬が発売され、多面的な薬物治療が可能となっている。一方で、高齢化やインスリン分泌不全など日本独自の様々な課題に我々は直面している。腎機能障害のある方の糖尿病治療もその1つである。本講演会では、腎機能障害のある方の糖尿病治療のアプローチと2025年春、腎機能低下例への臨床データが発表となり、電子化された添付文書が改訂なったイメグリミンの新たな可能性について考察したい。 講演Ⅱ:『高齢者糖尿病診療のトピックス〜イメグリミンをどう役立てるか〜』 高齢者は一般的に健康状態の個人差が大きい。血糖コントロールの目標値を個別に設定し、腎機能や低血糖リスクに配慮して治療薬を選択する必要がある。高齢者は低血糖に対する自覚症状がはっきり現れにくく典型的でないことがしばしば見られ、対処が遅れがちで重症化しやすい。さらに、重症低血糖と認知機能低下はお互いのリスクを上昇させる。そのため、高齢者では若年者以上に低血糖リスクを回避することが重要となる。イメグリミン(ツイミーグ)は低血糖発現など安全性に関する年齢別のデータが報告されている。本講演では、高齢者糖尿病の治療における注意点をふまえ、イメグリミンに期待される有用性を考察する。
ツイミーグライブ配信講演会

配信期間
- 終了しました
- 【講演Ⅰ】曽根 正勝先生(聖マリアンナ医科大学 代謝・内分泌内科 主任教授)
- 【講演Ⅱ】山田 祐一郎先生(関西電力病院 副院長)
講演Ⅰ:意外と使えるイメグリミン 講演Ⅱ:高齢者の糖尿病治療とイメグリミン
薬理と臨床から考える、統合失調症治療におけるラツーダの適切な使い方
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2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 終了しました
- 【演者】髙塩 理 先生(東京医科大学八王子医療センター リエゾンセンター センター長・臨床准教授)
- 【演者】福島 端 先生(医療法人誠心会 あさひの丘病院 院長)
本講演会では「薬理と臨床から考える、統合失調症治療におけるラツーダの適切な使い方」というテーマで、髙塩 理先生(東京医科大学八王子医療センター リエゾンセンター センター長・臨床准教授)と福島 端先生(医療法人誠心会 あさひの丘病院 院長)よりご講演とディスカッションをしていただきます。是非ご視聴ください。
進化する糖尿病薬物治療~高齢患者におけるイメグリミンの有用性~
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2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 終了しました
- 【演者】加来 浩平先生(川崎医科大学 名誉教授)
糖尿病治療の目標は「健康な人と変わらない人生」を歩んでもらうことであるが、患者さんの思いや願いは「健康で長生き・不便、不安、苦痛のない生活・ポジティブな人生」であると考えられる。昨今の大規模臨床試験より、グルコースメモリーやレガシー効果の存在・多因子介入の重要性が示唆されている。 それと同時に血糖目標値の達成を目指した糖尿病治療のリスクとベネフィットのバランスを考慮した患者中心のアプローチも重要である。 今回の講演では、新規の血糖降下薬であるイメグリミンに関し、最近の臨床研究の内容も交えながら明日からの治療にどう役立てていくかを考えたい。
血糖プロファイルから新しい糖尿病薬の使い方を考える
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 終了しました
- 【演者】弘世 貴久先生(東邦大学医学部内科学講座糖尿病・代謝・内分泌学分野 教授)
日本人を含めたアジア人の2型糖尿病の病態は、以前よりインスリン抵抗性を主体とする欧米人の糖尿病と異なり、インスリン分泌不全が主体とされてきた。さらに治療戦略を考える上では年齢、肥満の程度、慢性合併症の程度、肝・腎機能も評価し、個々の病態に応じた治療薬を選択し、決定することが求められる。この様な日本人独自の課題に対してどの様な治療戦略を考えていくかが極めて重要である。本講演会では、我々の教室で実施した臨床試験結果などを基にイメグリミンの役割や期待を再考したい。
イマドキの統合失調症治療における新規抗精神病薬の使い方~SDAとDPAを中心に~
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 終了しました
- 【演者】岸田 学 先生(医療法人西浦会京阪病院 副院長)
- 【演者】紀本 創兵 先生(和歌山県立医科大学 神経精神医学教室 教授)
本講演会では「イマドキの統合失調症治療における新規抗精神病薬の使い方~SDAとDPAを中心に~」というテーマで、岸田 学先生(医療法人西浦会京阪病院 副院長)と紀本 創兵先生(和歌山県立医科大学 神経精神医学教室 教授)よりご講演とディスカッションをしていただきます。是非ご視聴ください。
症例から考える、初発・治療臨界期の統合失調症治療でラツーダを選択する意義~どのような患者さんに、どう使うか~
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2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 終了しました
- 【演者】岩田 仲生 先生(藤田医科大学 学長/藤田医科大学医学部 精神神経科学講座 教授)
- 【演者】渡邉 佑一郎 先生(医療法人社団玉藻会 馬場病院 副院長)
本講演会では「症例から考える、初発・治療臨界期の統合失調症治療でラツーダを選択する意義~どのような患者さんに、どう使うか~」というテーマで、岩田 仲生先生(藤田医科大学 学長/藤田医科大学医学部 精神神経科学講座 教授)と渡邉 佑一郎先生(医療法人社団玉藻会 馬場病院 副院長)よりご講演とディスカッションをしていただきます。是非ご視聴ください。
うつ病と見分けが難しい双極症の診断と治療~ラツーダの効果的な使い方を含めて~
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2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 終了しました
- 【演者】加藤 正樹 先生(関西医科大学医学部 精神神経科学講座 教授)
- 【演者】坪井 貴嗣 先生(杏林大学医学部 精神神経科学教室 准教授)
本講演会では「うつ病と見分けが難しい双極症の診断と治療~ラツーダの効果的な使い方を含めて~」というテーマで、加藤 正樹先生(関西医科大学医学部 精神神経科学講座 教授)と坪井 貴嗣先生(杏林大学医学部 精神神経科学教室 准教授)よりご講演とディスカッションをしていただきます。是非ご視聴ください。
糖尿病×ファブリー病ライブ配信講演会

配信期間
- 終了しました
- 【講演Ⅰ】美馬 晶先生[大阪医科薬科大学 腎臓内科 教授(特別職務担当教員)]
- 【講演Ⅱ】深水 圭先生[久留米大学医学部内科学講座 腎臓内科部門 主任教授]
【講演Ⅰ】『腎症を合併した2型糖尿病治療を再考する~イメグリミンの可能性について考える~』 DCCT試験はintensiveな血糖マネジメントによる心血管イベント抑制を示し、UKPDSの結果は2型糖尿病における血糖コントロールの大血管障害予防効果示すものである。しかしながら、血糖マネジメントだけでは糖尿病関連腎臓病(DKD)の寛解達成は困難である。その中で近年の大規模臨床試験(EMPA-REG Renal OUTCOME, CANVAS program, およびDECLARE-TIMI 58)はSGLT2阻害薬による腎保護作用を明らかにした。我々はDKD進展・増悪メカニズムに炎症、酸化ストレスが関与することを明らかにしているが、それらはミトコンドリア障害に伴う活性酸素種(ROS)を介して増加することが知られている。腎臓においてミトコンドリアは特に近位尿細管とポドサイトに多く存在することからミトコンドリア障害とDKDは緊密な関係にある可能性がある。一方、イメグルミンはNAD+による膵作用とROS産生低下による膵外作用を併せ持つ2型糖尿病治療薬であるが、ミトコンドリアへの影響の観点から興味深い薬剤である。本講演では腎症を合併した2型糖尿病治療におけるイメグリミンの可能性を中心に論じたい。 【講演Ⅱ】『ファブリー病関連腎症の早期発見アプローチ〜治療へ繋げるために〜』 ファブリー病は、ライソゾーム酵素であるαガラクトシダーゼA(GLA)が欠損することにより生じるX連鎖遺伝性疾患である。GLAの基質である糖脂質、特にグロボトリアオシルセラミド(globotriaosylceramide:Gb3)やGb3の脱アシル化誘導体であるグロボトリアオシルスフィンゴシン(globotriaosylsphingosine:Lyso-Gb3)が分解されずライソゾーム内に蓄積し、組織および臓器障害を引き起こす先天性代謝異常症である。男性非透析慢性腎臓病(CKD)患者においても0.48%がFabry病と診断されており※、潜在しているFabry病関連腎疾患患者は多く存在すると考えられる。Gb3が血管内皮細胞、自律神経節、汗腺、腎臓、心筋、角膜などの組織に蓄積することによって,全身性に様々な臨床症状を呈し、腎臓,心臓,脳血管などの主要臓器障害は患者の生命予後を左右する。近年、早期診断ツールにスクリーニングとともにマルベリー小体が着目されている。本講演では早期発見へのアプローチと治療について考えてみたい。 ※ Nephrol Dial Transplant (2022)37:115-125