DUAL Symposium~日本人高齢2型糖尿病の治療課題に向き合う新たなアプローチ~
2026年04月22日(水)
19:30~20:25
【座長】 植木 浩二郎 先生(国立健康危機管理研究機構 国立国際医療研究所 糖尿病研究センター長)
【講演Ⅰ】 白川 純 先生(群馬大学生体調節研究所 代謝疾患医科学分野 教授)
【講演Ⅱ】 浜本 芳之 先生(関西電力病院糖尿病・内分泌代謝センターセンター長)
講演Ⅰ:膵島への作用から考えるイメグリミンの可能性
欧米人と比較して、日本人の2型糖尿病患者ではインスリン分泌能が低く、膵β細胞量も少ない可能性が示唆されており、糖尿病の病態は欧米人とは異なる可能性がある。
2型糖尿病治療薬であるイメグリミンは、膵β細胞からのインスリン分泌促進に加え、肝臓や骨格筋などの末梢組織における糖新生抑制および糖取り込みの改善を介して血糖低下作用を発揮すると考えられている。
さらに、基礎研究からは、イメグリミンが膵島機能に対して多面的な影響を及ぼす可能性も示されつつある。本講演では、膵島細胞への影響に関する知見を踏まえ、日本人2型糖尿病治療におけるイメグリミンの位置づけについて議論したい。
講演Ⅱ:作用機序から考察するイメグリミンの臨床的位置づけと活用法
日本人の2型糖尿病は、インスリン分泌能低下が病態の中心を占める「東アジア型糖尿病」が典型であり、個々の患者背景を踏まえた治療薬選択が重要である。イメグリミンはミトコンドリア機能を標的とする経口血糖降下薬であり、血糖依存的なインスリン分泌促進作用を特徴とする。
我々はイメグリミンとメトホルミンを比較した臨床研究において、イメグリミンがインクレチン分泌に及ぼす影響や、インスリン分泌増強機序の一旦を示唆するデータを報告しており、本剤の作用特性を基にした臨床的位置づけや、有効性を高める活用法が徐々に明らかになりつつある。
本講演では、これらの知見を踏まえ、日本人2型糖尿病の病態に即したイメグリミンの臨床的位置づけと、実臨床での活用のポイントについて考察する。
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