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ライブ配信講演会一覧(ライブ配信/録画配信)
ライブ配信講演会では、各領域の著名な先生方をお招きし、最新の医療情報をお届けしています。
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ライブ配信
直近開催予定のライブ配信講演会の一覧です。
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録画配信
終了後に録画配信を行っている講演会の一覧です。
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配信終了
配信が終了した講演会の一覧です。
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PK/PD理論から考える抗精神病薬の使い方
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。


配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信 2023年06月02日まで
- 【演者】武田 俊彦先生(公益財団法人慈圭会 慈圭病院 院長)
- 【演者】石塚 卓也先生(医療法人社団碧水会 長谷川病院 副院長)
統合失調症をはじめ、抗精神病薬による薬物治療を行っても、臨床効果や有害事象の発現は患者個々によって異なることを経験しています。その要因を薬物動態学(pharmacokinetics)と薬力学(pharmacodynamics)の視点から考える必要があるのではないでしょうか。本講演会では、PK/PD理論をもとに、統合失調症治療における抗精神病薬の選択と使い方について先生方と考えます。
精神科救急の原点から考える 急性期統合失調症治療のこれからーDesigned SDA Latudaで、急性期から維持期までー
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。


配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信 2023年06月07日まで
- 【座長】松尾 幸治先生(埼玉医科大学医学部 精神医学/埼玉医科大学病院 神経精神科・心療内科 教授/診療部長)
- 【演者】來住 由樹先生(地方独立行政法人 岡山県精神科医療センター 院長)
- 【演者】伊豫 雅臣先生(千葉大学大学院医学研究院 精神医学 教授)
- 【演者】平良 直樹先生(医療法人天仁会 天久台病院 理事長)
- 【演者】紀本 創兵先生(和歌山県立医科大学 神経精神医学教室 教授)
精神科医療を取り巻く環境は、国の政策による法整備や診療報酬の改定に伴い、長期の入院治療から早期に地域移行を目指す治療へ移行してきています。そこで、今回は精神科救急の第一線でご活躍されているエキスパートの先生方に、「統合失調症の救急・急性期医療をさらに充実させ、患者さんの良質な地域移行、リカバリーを見据えた治療を実現するためにはどうしたらよいか」について精神科救急の原点から検討して頂きます。また、統合失調症治療で治療の基本となる薬物治療について、本邦で上市された最も新しい抗精神病薬であるラツーダを取り上げていただきながら、「即応性を求める急性期治療」と「良質な地域移行」の両立に焦点を当てた治療についても触れていきます。本ライブ配信講演会を通じて、先生方のこれからのご診療の一助として頂ければ幸いです。
診療ガイドラインからリカバリーを目指したうつ病治療を考える


配信情報
- 追っかけ再生 非対応
- 録画配信非対応
- 【演者】勝元 榮一先生(かつもとメンタルクリニック 院長)
精神科領域において、診療ガイドラインはまだまだ十分に周知されておらず、誤解もあるかもしれない。また近年治療においてはSDM(共同意思決定)が重要とされ、診療ガイドラインは治療方針を共同意思決定する際の判断材料の1つと考えられる。そこで本講演前半部ではうつ病治療ガイドラインからうつ病の診断および重症度に応じた治療方針を解説し、リカバリーを目指す治療戦略を考えてみたい。さらに後半部ではベンラファキシンの薬学的特徴を解説し、本薬剤が十分な症状改善と社会機能の回復へどのように寄与しうるのかを考えてみたい。最後に、演者の所属している大阪精神科診療所協会で行っているガイドライン講習会について簡単に紹介したい。
うつ病における不安・意欲低下の重要性と治療アプローチ


配信情報
- 追っかけ再生 非対応
- 録画配信非対応
- 【演者】塩入 俊樹先生(岐阜大学大学院医学系研究科 教授)
うつ病における「不安症状」は治療を長期化させ、再発率や自殺の危険性を高めることから、最新のDSM-5診断基準で「不安性の苦痛を伴う」という特定用語が初めて採用されたことも相まって、注目されています。一方、「意欲低下」は上述のDSM-5のうつ病の診断基準では、A項目の9つの症状のうち「興味または喜びの著しい減退」「精神運動制止」「疲労感、または気力の減退」「思考力や集中力の減退、または決断困難」の4つが「意欲低下」に関連しており、重要な中核症状の1つです。本講演では、「不安」と「意欲低下」の見抜き方と治療アプローチについてもお話する予定です。
糖尿病における早期治療強化のすすめ


配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信非対応
- 【演者】内田 大学先生(ほたるのセントラル内科 院長)
糖尿病治療の目標は、糖尿病のない人と変わらない寿命とQOLをもたらすことであり、合併症の発症・進展を阻止するためには、血糖をはじめ血圧、脂質などを適切にマネジメントすることが重要である。血糖マネジメントでは、治療目標が達成されていないにも関わらず、適切な治療が行われていない状態(クリニカルイナーシャ)がしばしば問題視されており、より早期からの治療強化が求められている。 今回、厳格な血糖マネジメントや早期治療強化の重要性が示唆された大規模臨床試験などの紹介を通じて、2型糖尿病のより良い治療について考えてみたい。
双極性障害の「真実」と「課題」と「診療ガイドライン」~日本うつ病学会双極性障害診療ガイドラインの改訂ポイントを交えて~
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。


配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信 2023年06月21日まで
- 【演者】加藤 忠史先生(順天堂大学医学部 精神医学講座 主任教授)
- 【演者】菅原 裕子先生(福岡大学医学部 精神医学教室 講師)
- 【演者】菊地 紗耶先生(東北大学病院 精神科 講師)
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※
「12:10」と「18:20」は同じ内容の講演会となります。
双極性障害の診断は難しく、難治で遷延することが多い。そのため、治療が複雑化、多様化し、必ずしも適切とはいえない状況に陥ってしまうことがあります。そこで、本講演会では、本年3月に公開された「日本うつ病学会診療ガイドライン(双極性障害2023)」を指針に治療のポイントをエキスパートの先生にご解説頂きます。また、日本で発売から3年目を迎えるラツーダを取り上げながら難渋するうつ症状の治療について、実践的なアプローチをエキスパートの先生方からアドバイス頂きます。
双極性障害の「真実」と「課題」と「診療ガイドライン」~日本うつ病学会双極性障害診療ガイドラインの改訂ポイントを交えて~
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。


配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信 2023年06月21日まで
- 【演者】加藤 忠史先生(順天堂大学医学部 精神医学講座 主任教授)
- 【演者】菅原 裕子先生(福岡大学医学部 精神医学教室 講師)
- 【演者】菊地 紗耶先生(東北大学病院 精神科 講師)
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「12:10」と「18:20」は同じ内容の講演会となります。
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※
録画配信は「12:10」の講演会の録画となります。
双極性障害の診断は難しく、難治で遷延することが多い。そのため、治療が複雑化、多様化し、必ずしも適切とはいえない状況に陥ってしまうことがあります。そこで、本講演会では、本年3月に公開された「日本うつ病学会診療ガイドライン(双極性障害2023)」を指針に治療のポイントをエキスパートの先生にご解説頂きます。また、日本で発売から3年目を迎えるラツーダを取り上げながら難渋するうつ症状の治療について、実践的なアプローチをエキスパートの先生方からアドバイス頂きます。
良質な地域移行を目指すための急性期統合失調症治療とは?-維持期を見据えた統合失調症治療にラツーダは有用か-


配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信非対応
- 【演者】藤田 潔先生(医療法人静心会 桶狭間病院藤田こころケアセンター 理事長)
- 【演者】深澤 隆先生(医療法人財団青仁会 青南病院 病院長)
精神科医療を取り巻く環境は、長期の入院治療から早期に地域移行を目指す治療へ移行してきている。統合失調症の薬物療法では非定型抗精神病薬による治療が主流となったが、未だ完全回復率の低さや代謝系副作用による長期予後の問題など課題が残っており、薬剤選択をする上で、その特徴を考慮した最適化と個々の患者の特徴を考慮した個別化が重要である。本講演では、発売から3年を迎えたラツーダが維持期を見据えた急性期統合失調症治療においてどのような役割を果たすのか、薬理作用・薬物動態、そして、実臨床におけるラツーダの使用実態を踏まえて、ご視聴頂く先生方と共に熟考していきたい。
うつ病の診かたと治し方


配信情報
- 追っかけ再生 非対応
- 録画配信非対応
- 【演者】寺尾 岳先生(大分大学医学部精神神経医学講座 教授)
うつ病の診断と治療に関して解説した。まず、児童・思春期発症のうつ病は、将来、軽躁エピソードや躁病エピソードを生じて双極性障害に診断変更される可能性が高い。このため、現時点でうつ病と診断されても実は双極性障害の抑うつエピソードである可能性(潜在性双極性うつ病:latent bipolar depression)を念頭に置いて、抗うつ薬の投与など慎重にすべきである。抗うつ薬と抗うつ効果の関係は直線的ではなく、ベル型(逆U字型)なので、その患者にとっての至適用量を滴定する試みが重要となる。ベンラファキシンは投与量の幅が広く、そのような滴定を行いやすい抗うつ薬である。
DiaMond Live Seminar~古くて新しいメトホルミンをいま考える~


配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信非対応
- 【座長】田中 逸先生(横浜総合病院 糖尿病センター センター長)
- 【演題I】ミトコンドリア品質管理を考えた糖尿病治療~メトホルミンの作用機構アップデート~
- 【演者】野村 政壽先生(久留米大学医学部内科学講座 内分泌代謝内科部門 主任教授)
- 【演題II】目指すべきHbA1c値を再考する:早期治療強化の重要性
- 【演者】土屋 恭一郎先生(山梨大学大学院 糖尿病・内分泌内科学教室 教授)
2 型糖尿病の発症・進展には種々の要因が関与し、人種差による病態の違いも大きい。しかしながら病状の進行とともに膵β細胞の機能や量が低下することは共通した病態基盤であり、その機序の解明や進行の防止は重要な課題である。メトホルミンやDPP-4阻害薬といった日本人の糖尿病治療におけるkey drugを適切に用いて、糖尿病発症早期の段階から適切に介入を行うことの重要性を、糖尿病膵β細胞の観点から基礎・臨床研究の両面から考えたい。
糖尿病標準治療2023
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※
2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。


配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信非対応
- 【演者】能登 洋先生(聖路加国際病院 内分泌代謝科 部長)
次々と発売されている百花繚乱の糖尿病治療薬のなかから、いつどれを選択するのが最適でしょうか?実臨床におけるクリニカル クエスチョンに対する実用性の高い指南書として、日本糖尿病・ヒューマンデータ学会では 「糖尿病標準診療マニュアル」を毎年改訂発行しています。 今回の講演では、優先度の高いメトホルミンの特長と投与上の注意点に重点を置いて解説します。そして患者さん中心の医療の実践のコツを紹介します。明日からの診療にすぐに役立つ内容です。
2型糖尿病の病態と治療に関するトピックス~早期治療強化の重要性~
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※
2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。


配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信非対応
- 【演者】金藤 秀明先生(川崎医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科学 主任教授)
川崎医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科学 主任教授 金藤 秀明先生に『2型糖尿病の病態と治療に関するトピックス~早期治療強化の重要性~』をテーマにご講演いただきます。是非ご視聴ください。
スーパー救急病棟で、急性期統合失調症で、ラツーダは使用できるのか?-本邦で報告されている統合失調症に対するラツーダの使用実態調査から-
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。


配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信 2023年07月11日まで
- 【演者】紀本 創兵先生(和歌山県立医科大学 神経精神医学教室 教授)
- 【演者】山下 博栄先生(社会福祉法人シナプス 埼玉精神神経センター 院長補佐)
ラツーダは2023年で国内上市から3年目を迎えたが、双極性障害や維持期の統合失調症にラツーダを処方している一方、スーパー救急病棟に入院された統合失調症患者さんあるいは急性期統合失調症患者さんに、ラツーダを使用する臨床的意義が具体的にイメージされていない先生方もおられるのではないだろうか。本講演では、統合失調症に対するラツーダの処方例数が200例を超える社会福祉法人シナプス埼玉精神神経センターから山下先生、そして「三重県立こころの医療センターと奈良県立医科大学精神医療センターにおけるラツーダの使用実態調査」を報告した論文の共著者である紀本先生より、スーパー救急病棟に入院されるような統合失調症患者さんや、あるいは急性期統合失調症患者さんに、ラツーダが実際に使用できるのかを先生方と再考していきたい。
膵β細胞不全からみた糖尿病診療
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※
2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。


配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信非対応
- 【演者】宮塚 健先生(北里大学医学部 内分泌代謝内科学 主任教授)
全ての糖尿病症例では、発症後早期から膵β細胞不全を合併しています。この背景にはβ細胞容量の低下(量的異常)と個々のβ細胞機能の低下(質的異常)が関与しており、その分子機構も次第に明らかになってきました。糖尿病のある方が糖尿病のない方と変わらない血糖プロファイルを得るためには、β細胞不全を統合的に理解しながら、β細胞機能を維持、さらには回復させるような治療介入が必要です。本日は膵β細胞に焦点を当てながら糖尿病診療の最適化について考えてみたいと思います。
糖尿病早期治療戦略~食事療法と薬物療法のコラボレーション~
-
※
2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。


配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信非対応
- 【演者】清野 祐介先生(藤田医科大学医学部 内分泌・代謝・糖尿病内科学 准教授)
近年発表された2型糖尿病のアルゴリズムより特に高齢者において低血糖や体重増加を起こさない薬剤選択が重要であることが示された。最近行われたVERIFY 試験ではビルダグリプチンとメトホルミンによる2 型糖尿病への早期治療強化がその後の良好な血糖マネジメントに重要であることが示された。その一方で、DPP-4阻害薬使用時に、脂質摂取が過剰になると体重増加を伴ってHbA1cが悪化するとの報告があり、糖尿病治療薬を導入する際には栄養支援の強化も重要であると考えられる。本講演では、特に高齢2型糖尿病に対して良好な血糖マネジメントを維持し糖尿病合併症の進展を予防するために必要な治療方法を議論したい。
エビデンスに基づいた2型糖尿病の薬物療法ーメトホルミンとDPP-4阻害薬併用の有用性ー


配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信非対応
- 【演者】住谷 哲先生(大阪府済生会泉尾病院 糖尿病・内分泌内科 主任部長)
本講演では、メトホルミンとDPP-4阻害薬であるビルダグリプチンの早期からの併用効果を解析したVERIFY試験の結果を含め、特にメトホルミンのエビデンスを紐解き、2 型糖尿病の薬物治療を再考したい。
変革期を迎えた2型糖尿病治療:心血管イベントを見据えた選択とは
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※
2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。


配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信非対応
- 【演者】岩田 洋先生(順天堂大学大学院医学研究科 循環器内科学 先任准教授)
糖尿病は確立された心血管イベントリスクであり、脳血管・冠動脈イベントだけでなく、心不全を含む心血管リスクを上昇させることが明らかとなっている。したがって、糖尿病のマネジメントは予後改善に極めて重要な影響を及ぼす。 HbA1cは糖尿病の診断、病態の把握に広く使われている優れたマーカーだが、HbA1c低下だけを目的とした糖尿病のマネジメントが、必ずしも予後改善につながらない可能性が示唆されている。一方、HbA1cの大きな低下なく予後改善につながる薬剤のエビデンスが近年次々と示され、糖尿病治療は大きな変革の時を迎えている。 本講演では循環器内科医の視点から、自施設のデータを示しつつ予後改善を見据えた糖尿病治療とは、というテーマで議論させていただきたい。
急性期統合失調症に対するラツーダの使い方とは?-措置入院を含むスーパー救急病棟入院患者を対象としたラツーダの使用実態調査から-
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。


配信情報
- 追っかけ再生 対応
- 録画配信 2023年07月17日まで
- 【演者】福島 端先生(医療法人誠心会 あさひの丘病院 院長)
- 【演者】矢田 勇慈先生(岡山県精神科医療センター 医療技術課長)
ラツーダは、2023年6月で日本での国内上市より3年目を迎えた抗精神病薬であるが、コロナ禍で発売されたこともあり、臨床でラツーダを使用できる程、具体的な情報が十分に届いていない先生方がおられるかもしれない。そのため、急性期統合失調症に対するラツ-ダの用量や併用薬等、実際の使い方について、イメージが具体的に固まっていない先生方もおられるのではないだろうか。本講演では、精神科のスーパー救急機能を有するあさひの丘病院・岡山県立精神科医療センターでのラツーダの使用経験に基づき、統合失調症の急性期治療におけるラツーダの実際の使いどころについて臨床的視点から先生方と検討していきたい。
急性期統合失調症に対するラツーダの使い方とは?-措置入院を含むスーパー救急病棟入院患者を対象としたラツーダの使用実態調査から-
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。


配信期間
- 2023年07月17日まで
- 【演者】福島 端先生(医療法人誠心会 あさひの丘病院 院長)
- 【演者】矢田 勇慈先生(岡山県精神科医療センター 医療技術課長)
ラツーダは、2023年6月で日本での国内上市より3年目を迎えた抗精神病薬であるが、コロナ禍で発売されたこともあり、臨床でラツーダを使用できる程、具体的な情報が十分に届いていない先生方がおられるかもしれない。そのため、急性期統合失調症に対するラツ-ダの用量や併用薬等、実際の使い方について、イメージが具体的に固まっていない先生方もおられるのではないだろうか。本講演では、精神科のスーパー救急機能を有するあさひの丘病院・岡山県立精神科医療センターでのラツーダの使用経験に基づき、統合失調症の急性期治療におけるラツーダの実際の使いどころについて臨床的視点から先生方と検討していきたい。
変革期を迎えた2型糖尿病治療:心血管イベントを見据えた選択とは
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2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。


配信期間
- 終了しました
- 【演者】岩田 洋先生(順天堂大学大学院医学研究科 循環器内科学 先任准教授)
糖尿病は確立された心血管イベントリスクであり、脳血管・冠動脈イベントだけでなく、心不全を含む心血管リスクを上昇させることが明らかとなっている。したがって、糖尿病のマネジメントは予後改善に極めて重要な影響を及ぼす。 HbA1cは糖尿病の診断、病態の把握に広く使われている優れたマーカーだが、HbA1c低下だけを目的とした糖尿病のマネジメントが、必ずしも予後改善につながらない可能性が示唆されている。一方、HbA1cの大きな低下なく予後改善につながる薬剤のエビデンスが近年次々と示され、糖尿病治療は大きな変革の時を迎えている。 本講演では循環器内科医の視点から、自施設のデータを示しつつ予後改善を見据えた糖尿病治療とは、というテーマで議論させていただきたい。
エビデンスに基づいた2型糖尿病の薬物療法ーメトホルミンとDPP-4阻害薬併用の有用性ー


配信期間
- 終了しました
- 【演者】住谷 哲先生(大阪府済生会泉尾病院 糖尿病・内分泌内科 主任部長)
本講演では、メトホルミンとDPP-4阻害薬であるビルダグリプチンの早期からの併用効果を解析したVERIFY試験の結果を含め、特にメトホルミンのエビデンスを紐解き、2 型糖尿病の薬物治療を再考したい。
糖尿病早期治療戦略~食事療法と薬物療法のコラボレーション~
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2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。


配信期間
- 終了しました
- 【演者】清野 祐介先生(藤田医科大学医学部 内分泌・代謝・糖尿病内科学 准教授)
近年発表された2型糖尿病のアルゴリズムより特に高齢者において低血糖や体重増加を起こさない薬剤選択が重要であることが示された。最近行われたVERIFY 試験ではビルダグリプチンとメトホルミンによる2 型糖尿病への早期治療強化がその後の良好な血糖マネジメントに重要であることが示された。その一方で、DPP-4阻害薬使用時に、脂質摂取が過剰になると体重増加を伴ってHbA1cが悪化するとの報告があり、糖尿病治療薬を導入する際には栄養支援の強化も重要であると考えられる。本講演では、特に高齢2型糖尿病に対して良好な血糖マネジメントを維持し糖尿病合併症の進展を予防するために必要な治療方法を議論したい。
スーパー救急病棟で、急性期統合失調症で、ラツーダは使用できるのか?-本邦で報告されている統合失調症に対するラツーダの使用実態調査から-
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。


配信期間
- 2023年07月11日まで
- 【演者】紀本 創兵先生(和歌山県立医科大学 神経精神医学教室 教授)
- 【演者】山下 博栄先生(社会福祉法人シナプス 埼玉精神神経センター 院長補佐)
ラツーダは2023年で国内上市から3年目を迎えたが、双極性障害や維持期の統合失調症にラツーダを処方している一方、スーパー救急病棟に入院された統合失調症患者さんあるいは急性期統合失調症患者さんに、ラツーダを使用する臨床的意義が具体的にイメージされていない先生方もおられるのではないだろうか。本講演では、統合失調症に対するラツーダの処方例数が200例を超える社会福祉法人シナプス埼玉精神神経センターから山下先生、そして「三重県立こころの医療センターと奈良県立医科大学精神医療センターにおけるラツーダの使用実態調査」を報告した論文の共著者である紀本先生より、スーパー救急病棟に入院されるような統合失調症患者さんや、あるいは急性期統合失調症患者さんに、ラツーダが実際に使用できるのかを先生方と再考していきたい。
膵β細胞不全からみた糖尿病診療
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2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。


配信期間
- 終了しました
- 【演者】宮塚 健先生(北里大学医学部 内分泌代謝内科学 主任教授)
全ての糖尿病症例では、発症後早期から膵β細胞不全を合併しています。この背景にはβ細胞容量の低下(量的異常)と個々のβ細胞機能の低下(質的異常)が関与しており、その分子機構も次第に明らかになってきました。糖尿病のある方が糖尿病のない方と変わらない血糖プロファイルを得るためには、β細胞不全を統合的に理解しながら、β細胞機能を維持、さらには回復させるような治療介入が必要です。本日は膵β細胞に焦点を当てながら糖尿病診療の最適化について考えてみたいと思います。
2型糖尿病の病態と治療に関するトピックス~早期治療強化の重要性~
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2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。


配信期間
- 終了しました
- 【演者】金藤 秀明先生(川崎医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科学 主任教授)
川崎医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科学 主任教授 金藤 秀明先生に『2型糖尿病の病態と治療に関するトピックス~早期治療強化の重要性~』をテーマにご講演いただきます。是非ご視聴ください。
糖尿病標準治療2023
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2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。


配信期間
- 終了しました
- 【演者】能登 洋先生(聖路加国際病院 内分泌代謝科 部長)
次々と発売されている百花繚乱の糖尿病治療薬のなかから、いつどれを選択するのが最適でしょうか?実臨床におけるクリニカル クエスチョンに対する実用性の高い指南書として、日本糖尿病・ヒューマンデータ学会では 「糖尿病標準診療マニュアル」を毎年改訂発行しています。 今回の講演では、優先度の高いメトホルミンの特長と投与上の注意点に重点を置いて解説します。そして患者さん中心の医療の実践のコツを紹介します。明日からの診療にすぐに役立つ内容です。
DiaMond Live Seminar~古くて新しいメトホルミンをいま考える~


配信期間
- 終了しました
- 【座長】田中 逸先生(横浜総合病院 糖尿病センター センター長)
- 【演題I】ミトコンドリア品質管理を考えた糖尿病治療~メトホルミンの作用機構アップデート~
- 【演者】野村 政壽先生(久留米大学医学部内科学講座 内分泌代謝内科部門 主任教授)
- 【演題II】目指すべきHbA1c値を再考する:早期治療強化の重要性
- 【演者】土屋 恭一郎先生(山梨大学大学院 糖尿病・内分泌内科学教室 教授)
2 型糖尿病の発症・進展には種々の要因が関与し、人種差による病態の違いも大きい。しかしながら病状の進行とともに膵β細胞の機能や量が低下することは共通した病態基盤であり、その機序の解明や進行の防止は重要な課題である。メトホルミンやDPP-4阻害薬といった日本人の糖尿病治療におけるkey drugを適切に用いて、糖尿病発症早期の段階から適切に介入を行うことの重要性を、糖尿病膵β細胞の観点から基礎・臨床研究の両面から考えたい。
うつ病の診かたと治し方


配信期間
- 終了しました
- 【演者】寺尾 岳先生(大分大学医学部精神神経医学講座 教授)
うつ病の診断と治療に関して解説した。まず、児童・思春期発症のうつ病は、将来、軽躁エピソードや躁病エピソードを生じて双極性障害に診断変更される可能性が高い。このため、現時点でうつ病と診断されても実は双極性障害の抑うつエピソードである可能性(潜在性双極性うつ病:latent bipolar depression)を念頭に置いて、抗うつ薬の投与など慎重にすべきである。抗うつ薬と抗うつ効果の関係は直線的ではなく、ベル型(逆U字型)なので、その患者にとっての至適用量を滴定する試みが重要となる。ベンラファキシンは投与量の幅が広く、そのような滴定を行いやすい抗うつ薬である。
良質な地域移行を目指すための急性期統合失調症治療とは?-維持期を見据えた統合失調症治療にラツーダは有用か-


配信期間
- 終了しました
- 【演者】藤田 潔先生(医療法人静心会 桶狭間病院藤田こころケアセンター 理事長)
- 【演者】深澤 隆先生(医療法人財団青仁会 青南病院 病院長)
精神科医療を取り巻く環境は、長期の入院治療から早期に地域移行を目指す治療へ移行してきている。統合失調症の薬物療法では非定型抗精神病薬による治療が主流となったが、未だ完全回復率の低さや代謝系副作用による長期予後の問題など課題が残っており、薬剤選択をする上で、その特徴を考慮した最適化と個々の患者の特徴を考慮した個別化が重要である。本講演では、発売から3年を迎えたラツーダが維持期を見据えた急性期統合失調症治療においてどのような役割を果たすのか、薬理作用・薬物動態、そして、実臨床におけるラツーダの使用実態を踏まえて、ご視聴頂く先生方と共に熟考していきたい。
双極性障害の「真実」と「課題」と「診療ガイドライン」~日本うつ病学会双極性障害診療ガイドラインの改訂ポイントを交えて~
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。


配信期間
- 2023年06月21日まで
- 【演者】加藤 忠史先生(順天堂大学医学部 精神医学講座 主任教授)
- 【演者】菅原 裕子先生(福岡大学医学部 精神医学教室 講師)
- 【演者】菊地 紗耶先生(東北大学病院 精神科 講師)
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※
「12:10」と「18:20」は同じ内容の講演会となります。
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録画配信は「12:10」の講演会の録画となります。
双極性障害の診断は難しく、難治で遷延することが多い。そのため、治療が複雑化、多様化し、必ずしも適切とはいえない状況に陥ってしまうことがあります。そこで、本講演会では、本年3月に公開された「日本うつ病学会診療ガイドライン(双極性障害2023)」を指針に治療のポイントをエキスパートの先生にご解説頂きます。また、日本で発売から3年目を迎えるラツーダを取り上げながら難渋するうつ症状の治療について、実践的なアプローチをエキスパートの先生方からアドバイス頂きます。
双極性障害の「真実」と「課題」と「診療ガイドライン」~日本うつ病学会双極性障害診療ガイドラインの改訂ポイントを交えて~
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。


配信期間
- 2023年06月21日まで
- 【演者】加藤 忠史先生(順天堂大学医学部 精神医学講座 主任教授)
- 【演者】菅原 裕子先生(福岡大学医学部 精神医学教室 講師)
- 【演者】菊地 紗耶先生(東北大学病院 精神科 講師)
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「12:10」と「18:20」は同じ内容の講演会となります。
双極性障害の診断は難しく、難治で遷延することが多い。そのため、治療が複雑化、多様化し、必ずしも適切とはいえない状況に陥ってしまうことがあります。そこで、本講演会では、本年3月に公開された「日本うつ病学会診療ガイドライン(双極性障害2023)」を指針に治療のポイントをエキスパートの先生にご解説頂きます。また、日本で発売から3年目を迎えるラツーダを取り上げながら難渋するうつ症状の治療について、実践的なアプローチをエキスパートの先生方からアドバイス頂きます。
糖尿病における早期治療強化のすすめ


配信期間
- 終了しました
- 【演者】内田 大学先生(ほたるのセントラル内科 院長)
糖尿病治療の目標は、糖尿病のない人と変わらない寿命とQOLをもたらすことであり、合併症の発症・進展を阻止するためには、血糖をはじめ血圧、脂質などを適切にマネジメントすることが重要である。血糖マネジメントでは、治療目標が達成されていないにも関わらず、適切な治療が行われていない状態(クリニカルイナーシャ)がしばしば問題視されており、より早期からの治療強化が求められている。 今回、厳格な血糖マネジメントや早期治療強化の重要性が示唆された大規模臨床試験などの紹介を通じて、2型糖尿病のより良い治療について考えてみたい。
うつ病における不安・意欲低下の重要性と治療アプローチ


配信期間
- 終了しました
- 【演者】塩入 俊樹先生(岐阜大学大学院医学系研究科 教授)
うつ病における「不安症状」は治療を長期化させ、再発率や自殺の危険性を高めることから、最新のDSM-5診断基準で「不安性の苦痛を伴う」という特定用語が初めて採用されたことも相まって、注目されています。一方、「意欲低下」は上述のDSM-5のうつ病の診断基準では、A項目の9つの症状のうち「興味または喜びの著しい減退」「精神運動制止」「疲労感、または気力の減退」「思考力や集中力の減退、または決断困難」の4つが「意欲低下」に関連しており、重要な中核症状の1つです。本講演では、「不安」と「意欲低下」の見抜き方と治療アプローチについてもお話する予定です。
診療ガイドラインからリカバリーを目指したうつ病治療を考える


配信期間
- 終了しました
- 【演者】勝元 榮一先生(かつもとメンタルクリニック 院長)
精神科領域において、診療ガイドラインはまだまだ十分に周知されておらず、誤解もあるかもしれない。また近年治療においてはSDM(共同意思決定)が重要とされ、診療ガイドラインは治療方針を共同意思決定する際の判断材料の1つと考えられる。そこで本講演前半部ではうつ病治療ガイドラインからうつ病の診断および重症度に応じた治療方針を解説し、リカバリーを目指す治療戦略を考えてみたい。さらに後半部ではベンラファキシンの薬学的特徴を解説し、本薬剤が十分な症状改善と社会機能の回復へどのように寄与しうるのかを考えてみたい。最後に、演者の所属している大阪精神科診療所協会で行っているガイドライン講習会について簡単に紹介したい。
精神科救急の原点から考える 急性期統合失調症治療のこれからーDesigned SDA Latudaで、急性期から維持期までー
-
※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。


配信期間
- 2023年06月07日まで
- 【座長】松尾 幸治先生(埼玉医科大学医学部 精神医学/埼玉医科大学病院 神経精神科・心療内科 教授/診療部長)
- 【演者】來住 由樹先生(地方独立行政法人 岡山県精神科医療センター 院長)
- 【演者】伊豫 雅臣先生(千葉大学大学院医学研究院 精神医学 教授)
- 【演者】平良 直樹先生(医療法人天仁会 天久台病院 理事長)
- 【演者】紀本 創兵先生(和歌山県立医科大学 神経精神医学教室 教授)
精神科医療を取り巻く環境は、国の政策による法整備や診療報酬の改定に伴い、長期の入院治療から早期に地域移行を目指す治療へ移行してきています。そこで、今回は精神科救急の第一線でご活躍されているエキスパートの先生方に、「統合失調症の救急・急性期医療をさらに充実させ、患者さんの良質な地域移行、リカバリーを見据えた治療を実現するためにはどうしたらよいか」について精神科救急の原点から検討して頂きます。また、統合失調症治療で治療の基本となる薬物治療について、本邦で上市された最も新しい抗精神病薬であるラツーダを取り上げていただきながら、「即応性を求める急性期治療」と「良質な地域移行」の両立に焦点を当てた治療についても触れていきます。本ライブ配信講演会を通じて、先生方のこれからのご診療の一助として頂ければ幸いです。
PK/PD理論から考える抗精神病薬の使い方
-
※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。


配信期間
- 2023年06月02日まで
- 【演者】武田 俊彦先生(公益財団法人慈圭会 慈圭病院 院長)
- 【演者】石塚 卓也先生(医療法人社団碧水会 長谷川病院 副院長)
統合失調症をはじめ、抗精神病薬による薬物治療を行っても、臨床効果や有害事象の発現は患者個々によって異なることを経験しています。その要因を薬物動態学(pharmacokinetics)と薬力学(pharmacodynamics)の視点から考える必要があるのではないでしょうか。本講演会では、PK/PD理論をもとに、統合失調症治療における抗精神病薬の選択と使い方について先生方と考えます。
急性期統合失調症に対するラツーダの使い方とは?-措置入院を含むスーパー救急病棟入院患者を対象としたラツーダの使用実態調査から-
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 終了しました
- 【演者】福島 端先生(医療法人誠心会 あさひの丘病院 院長)
- 【演者】矢田 勇慈先生(岡山県精神科医療センター 医療技術課長)
ラツーダは、2023年6月で日本での国内上市より3年目を迎えた抗精神病薬であるが、コロナ禍で発売されたこともあり、臨床でラツーダを使用できる程、具体的な情報が十分に届いていない先生方がおられるかもしれない。そのため、急性期統合失調症に対するラツ-ダの用量や併用薬等、実際の使い方について、イメージが具体的に固まっていない先生方もおられるのではないだろうか。本講演では、精神科のスーパー救急機能を有するあさひの丘病院・岡山県立精神科医療センターでのラツーダの使用経験に基づき、統合失調症の急性期治療におけるラツーダの実際の使いどころについて臨床的視点から先生方と検討していきたい。
変革期を迎えた2型糖尿病治療:心血管イベントを見据えた選択とは
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※
2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。

配信期間
- 終了しました
- 【演者】岩田 洋先生(順天堂大学大学院医学研究科 循環器内科学 先任准教授)
糖尿病は確立された心血管イベントリスクであり、脳血管・冠動脈イベントだけでなく、心不全を含む心血管リスクを上昇させることが明らかとなっている。したがって、糖尿病のマネジメントは予後改善に極めて重要な影響を及ぼす。 HbA1cは糖尿病の診断、病態の把握に広く使われている優れたマーカーだが、HbA1c低下だけを目的とした糖尿病のマネジメントが、必ずしも予後改善につながらない可能性が示唆されている。一方、HbA1cの大きな低下なく予後改善につながる薬剤のエビデンスが近年次々と示され、糖尿病治療は大きな変革の時を迎えている。 本講演では循環器内科医の視点から、自施設のデータを示しつつ予後改善を見据えた糖尿病治療とは、というテーマで議論させていただきたい。
エビデンスに基づいた2型糖尿病の薬物療法ーメトホルミンとDPP-4阻害薬併用の有用性ー

配信期間
- 終了しました
- 【演者】住谷 哲先生(大阪府済生会泉尾病院 糖尿病・内分泌内科 主任部長)
本講演では、メトホルミンとDPP-4阻害薬であるビルダグリプチンの早期からの併用効果を解析したVERIFY試験の結果を含め、特にメトホルミンのエビデンスを紐解き、2 型糖尿病の薬物治療を再考したい。
糖尿病早期治療戦略~食事療法と薬物療法のコラボレーション~
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※
2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。

配信期間
- 終了しました
- 【演者】清野 祐介先生(藤田医科大学医学部 内分泌・代謝・糖尿病内科学 准教授)
近年発表された2型糖尿病のアルゴリズムより特に高齢者において低血糖や体重増加を起こさない薬剤選択が重要であることが示された。最近行われたVERIFY 試験ではビルダグリプチンとメトホルミンによる2 型糖尿病への早期治療強化がその後の良好な血糖マネジメントに重要であることが示された。その一方で、DPP-4阻害薬使用時に、脂質摂取が過剰になると体重増加を伴ってHbA1cが悪化するとの報告があり、糖尿病治療薬を導入する際には栄養支援の強化も重要であると考えられる。本講演では、特に高齢2型糖尿病に対して良好な血糖マネジメントを維持し糖尿病合併症の進展を予防するために必要な治療方法を議論したい。
スーパー救急病棟で、急性期統合失調症で、ラツーダは使用できるのか?-本邦で報告されている統合失調症に対するラツーダの使用実態調査から-
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 終了しました
- 【演者】紀本 創兵先生(和歌山県立医科大学 神経精神医学教室 教授)
- 【演者】山下 博栄先生(社会福祉法人シナプス 埼玉精神神経センター 院長補佐)
ラツーダは2023年で国内上市から3年目を迎えたが、双極性障害や維持期の統合失調症にラツーダを処方している一方、スーパー救急病棟に入院された統合失調症患者さんあるいは急性期統合失調症患者さんに、ラツーダを使用する臨床的意義が具体的にイメージされていない先生方もおられるのではないだろうか。本講演では、統合失調症に対するラツーダの処方例数が200例を超える社会福祉法人シナプス埼玉精神神経センターから山下先生、そして「三重県立こころの医療センターと奈良県立医科大学精神医療センターにおけるラツーダの使用実態調査」を報告した論文の共著者である紀本先生より、スーパー救急病棟に入院されるような統合失調症患者さんや、あるいは急性期統合失調症患者さんに、ラツーダが実際に使用できるのかを先生方と再考していきたい。
膵β細胞不全からみた糖尿病診療
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※
2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。

配信期間
- 終了しました
- 【演者】宮塚 健先生(北里大学医学部 内分泌代謝内科学 主任教授)
全ての糖尿病症例では、発症後早期から膵β細胞不全を合併しています。この背景にはβ細胞容量の低下(量的異常)と個々のβ細胞機能の低下(質的異常)が関与しており、その分子機構も次第に明らかになってきました。糖尿病のある方が糖尿病のない方と変わらない血糖プロファイルを得るためには、β細胞不全を統合的に理解しながら、β細胞機能を維持、さらには回復させるような治療介入が必要です。本日は膵β細胞に焦点を当てながら糖尿病診療の最適化について考えてみたいと思います。
2型糖尿病の病態と治療に関するトピックス~早期治療強化の重要性~
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2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。

配信期間
- 終了しました
- 【演者】金藤 秀明先生(川崎医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科学 主任教授)
川崎医科大学 糖尿病・代謝・内分泌内科学 主任教授 金藤 秀明先生に『2型糖尿病の病態と治療に関するトピックス~早期治療強化の重要性~』をテーマにご講演いただきます。是非ご視聴ください。
糖尿病標準治療2023
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※
2回の配信ともに、同じ内容での配信となります。

配信期間
- 終了しました
- 【演者】能登 洋先生(聖路加国際病院 内分泌代謝科 部長)
次々と発売されている百花繚乱の糖尿病治療薬のなかから、いつどれを選択するのが最適でしょうか?実臨床におけるクリニカル クエスチョンに対する実用性の高い指南書として、日本糖尿病・ヒューマンデータ学会では 「糖尿病標準診療マニュアル」を毎年改訂発行しています。 今回の講演では、優先度の高いメトホルミンの特長と投与上の注意点に重点を置いて解説します。そして患者さん中心の医療の実践のコツを紹介します。明日からの診療にすぐに役立つ内容です。
DiaMond Live Seminar~古くて新しいメトホルミンをいま考える~

配信期間
- 終了しました
- 【座長】田中 逸先生(横浜総合病院 糖尿病センター センター長)
- 【演題I】ミトコンドリア品質管理を考えた糖尿病治療~メトホルミンの作用機構アップデート~
- 【演者】野村 政壽先生(久留米大学医学部内科学講座 内分泌代謝内科部門 主任教授)
- 【演題II】目指すべきHbA1c値を再考する:早期治療強化の重要性
- 【演者】土屋 恭一郎先生(山梨大学大学院 糖尿病・内分泌内科学教室 教授)
2 型糖尿病の発症・進展には種々の要因が関与し、人種差による病態の違いも大きい。しかしながら病状の進行とともに膵β細胞の機能や量が低下することは共通した病態基盤であり、その機序の解明や進行の防止は重要な課題である。メトホルミンやDPP-4阻害薬といった日本人の糖尿病治療におけるkey drugを適切に用いて、糖尿病発症早期の段階から適切に介入を行うことの重要性を、糖尿病膵β細胞の観点から基礎・臨床研究の両面から考えたい。
うつ病の診かたと治し方

配信期間
- 終了しました
- 【演者】寺尾 岳先生(大分大学医学部精神神経医学講座 教授)
うつ病の診断と治療に関して解説した。まず、児童・思春期発症のうつ病は、将来、軽躁エピソードや躁病エピソードを生じて双極性障害に診断変更される可能性が高い。このため、現時点でうつ病と診断されても実は双極性障害の抑うつエピソードである可能性(潜在性双極性うつ病:latent bipolar depression)を念頭に置いて、抗うつ薬の投与など慎重にすべきである。抗うつ薬と抗うつ効果の関係は直線的ではなく、ベル型(逆U字型)なので、その患者にとっての至適用量を滴定する試みが重要となる。ベンラファキシンは投与量の幅が広く、そのような滴定を行いやすい抗うつ薬である。
良質な地域移行を目指すための急性期統合失調症治療とは?-維持期を見据えた統合失調症治療にラツーダは有用か-

配信期間
- 終了しました
- 【演者】藤田 潔先生(医療法人静心会 桶狭間病院藤田こころケアセンター 理事長)
- 【演者】深澤 隆先生(医療法人財団青仁会 青南病院 病院長)
精神科医療を取り巻く環境は、長期の入院治療から早期に地域移行を目指す治療へ移行してきている。統合失調症の薬物療法では非定型抗精神病薬による治療が主流となったが、未だ完全回復率の低さや代謝系副作用による長期予後の問題など課題が残っており、薬剤選択をする上で、その特徴を考慮した最適化と個々の患者の特徴を考慮した個別化が重要である。本講演では、発売から3年を迎えたラツーダが維持期を見据えた急性期統合失調症治療においてどのような役割を果たすのか、薬理作用・薬物動態、そして、実臨床におけるラツーダの使用実態を踏まえて、ご視聴頂く先生方と共に熟考していきたい。
双極性障害の「真実」と「課題」と「診療ガイドライン」~日本うつ病学会双極性障害診療ガイドラインの改訂ポイントを交えて~
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 終了しました
- 【演者】加藤 忠史先生(順天堂大学医学部 精神医学講座 主任教授)
- 【演者】菅原 裕子先生(福岡大学医学部 精神医学教室 講師)
- 【演者】菊地 紗耶先生(東北大学病院 精神科 講師)
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※
「12:10」と「18:20」は同じ内容の講演会となります。
-
※
録画配信は「12:10」の講演会の録画となります。
双極性障害の診断は難しく、難治で遷延することが多い。そのため、治療が複雑化、多様化し、必ずしも適切とはいえない状況に陥ってしまうことがあります。そこで、本講演会では、本年3月に公開された「日本うつ病学会診療ガイドライン(双極性障害2023)」を指針に治療のポイントをエキスパートの先生にご解説頂きます。また、日本で発売から3年目を迎えるラツーダを取り上げながら難渋するうつ症状の治療について、実践的なアプローチをエキスパートの先生方からアドバイス頂きます。
双極性障害の「真実」と「課題」と「診療ガイドライン」~日本うつ病学会双極性障害診療ガイドラインの改訂ポイントを交えて~
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 終了しました
- 【演者】加藤 忠史先生(順天堂大学医学部 精神医学講座 主任教授)
- 【演者】菅原 裕子先生(福岡大学医学部 精神医学教室 講師)
- 【演者】菊地 紗耶先生(東北大学病院 精神科 講師)
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「12:10」と「18:20」は同じ内容の講演会となります。
双極性障害の診断は難しく、難治で遷延することが多い。そのため、治療が複雑化、多様化し、必ずしも適切とはいえない状況に陥ってしまうことがあります。そこで、本講演会では、本年3月に公開された「日本うつ病学会診療ガイドライン(双極性障害2023)」を指針に治療のポイントをエキスパートの先生にご解説頂きます。また、日本で発売から3年目を迎えるラツーダを取り上げながら難渋するうつ症状の治療について、実践的なアプローチをエキスパートの先生方からアドバイス頂きます。
糖尿病における早期治療強化のすすめ

配信期間
- 終了しました
- 【演者】内田 大学先生(ほたるのセントラル内科 院長)
糖尿病治療の目標は、糖尿病のない人と変わらない寿命とQOLをもたらすことであり、合併症の発症・進展を阻止するためには、血糖をはじめ血圧、脂質などを適切にマネジメントすることが重要である。血糖マネジメントでは、治療目標が達成されていないにも関わらず、適切な治療が行われていない状態(クリニカルイナーシャ)がしばしば問題視されており、より早期からの治療強化が求められている。 今回、厳格な血糖マネジメントや早期治療強化の重要性が示唆された大規模臨床試験などの紹介を通じて、2型糖尿病のより良い治療について考えてみたい。
うつ病における不安・意欲低下の重要性と治療アプローチ

配信期間
- 終了しました
- 【演者】塩入 俊樹先生(岐阜大学大学院医学系研究科 教授)
うつ病における「不安症状」は治療を長期化させ、再発率や自殺の危険性を高めることから、最新のDSM-5診断基準で「不安性の苦痛を伴う」という特定用語が初めて採用されたことも相まって、注目されています。一方、「意欲低下」は上述のDSM-5のうつ病の診断基準では、A項目の9つの症状のうち「興味または喜びの著しい減退」「精神運動制止」「疲労感、または気力の減退」「思考力や集中力の減退、または決断困難」の4つが「意欲低下」に関連しており、重要な中核症状の1つです。本講演では、「不安」と「意欲低下」の見抜き方と治療アプローチについてもお話する予定です。
診療ガイドラインからリカバリーを目指したうつ病治療を考える

配信期間
- 終了しました
- 【演者】勝元 榮一先生(かつもとメンタルクリニック 院長)
精神科領域において、診療ガイドラインはまだまだ十分に周知されておらず、誤解もあるかもしれない。また近年治療においてはSDM(共同意思決定)が重要とされ、診療ガイドラインは治療方針を共同意思決定する際の判断材料の1つと考えられる。そこで本講演前半部ではうつ病治療ガイドラインからうつ病の診断および重症度に応じた治療方針を解説し、リカバリーを目指す治療戦略を考えてみたい。さらに後半部ではベンラファキシンの薬学的特徴を解説し、本薬剤が十分な症状改善と社会機能の回復へどのように寄与しうるのかを考えてみたい。最後に、演者の所属している大阪精神科診療所協会で行っているガイドライン講習会について簡単に紹介したい。
精神科救急の原点から考える 急性期統合失調症治療のこれからーDesigned SDA Latudaで、急性期から維持期までー
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諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
- 終了しました
- 【座長】松尾 幸治先生(埼玉医科大学医学部 精神医学/埼玉医科大学病院 神経精神科・心療内科 教授/診療部長)
- 【演者】來住 由樹先生(地方独立行政法人 岡山県精神科医療センター 院長)
- 【演者】伊豫 雅臣先生(千葉大学大学院医学研究院 精神医学 教授)
- 【演者】平良 直樹先生(医療法人天仁会 天久台病院 理事長)
- 【演者】紀本 創兵先生(和歌山県立医科大学 神経精神医学教室 教授)
精神科医療を取り巻く環境は、国の政策による法整備や診療報酬の改定に伴い、長期の入院治療から早期に地域移行を目指す治療へ移行してきています。そこで、今回は精神科救急の第一線でご活躍されているエキスパートの先生方に、「統合失調症の救急・急性期医療をさらに充実させ、患者さんの良質な地域移行、リカバリーを見据えた治療を実現するためにはどうしたらよいか」について精神科救急の原点から検討して頂きます。また、統合失調症治療で治療の基本となる薬物治療について、本邦で上市された最も新しい抗精神病薬であるラツーダを取り上げていただきながら、「即応性を求める急性期治療」と「良質な地域移行」の両立に焦点を当てた治療についても触れていきます。本ライブ配信講演会を通じて、先生方のこれからのご診療の一助として頂ければ幸いです。
PK/PD理論から考える抗精神病薬の使い方
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※
諸般の事情により、急遽録画配信が中止になることがございます。

配信期間
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- 【演者】武田 俊彦先生(公益財団法人慈圭会 慈圭病院 院長)
- 【演者】石塚 卓也先生(医療法人社団碧水会 長谷川病院 副院長)
統合失調症をはじめ、抗精神病薬による薬物治療を行っても、臨床効果や有害事象の発現は患者個々によって異なることを経験しています。その要因を薬物動態学(pharmacokinetics)と薬力学(pharmacodynamics)の視点から考える必要があるのではないでしょうか。本講演会では、PK/PD理論をもとに、統合失調症治療における抗精神病薬の選択と使い方について先生方と考えます。