Hematology & Infections WEB seminar

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​【演者1】和田 典也 先生 (京都大学医学部附属病院 血液内科)

【演者2】大西 康 先生 (東北大学病院 血液内科 講師)

​【Seminar1】「中枢神経悪性リンパ腫に対するチオテパを用いた自家移植の安全性と有用性」
中枢神経悪性リンパ腫は予後不良な疾患であり、その主な理由は化学療法薬が病巣へ到達しにくいためである。一方でチオテパは、脂溶性のアルキル化剤であり血液脳関門を通過する能力が高く、本疾患に対するkey drugと位置付けられる。特にその有用性は、自家造血幹細胞移植を併用した大量化学療法において認められており、本邦ではブスルファンとの併用において保険承認されている。チオテパを用いた自家移植に特徴的な有害事象も報告されてきており、本講演ではその安全性と有用性について述べる。

【Seminar2】「血液悪性腫瘍の治療別に考える真菌感染症対策」
近年、血液悪性腫瘍に対する新規治療薬が多く登場し、従来の化学療法に分子標的薬を併用するケースが増えてきた。また、同種造血幹細胞移植後の重要な合併症である移植片対宿主病(GVHD)に対してもステロイド抵抗例には複数の分子標的薬が使用可能となった。有効な治療が増える一方で、免疫不全状態に伴う感染症リスクへの対応が必要となる。その中でも真菌感染症は重要な課題の一つである。有効性、安全性、薬物相互作用の観点から疾患に適した真菌感染症予防・治療についての知見を概説する。


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