糖尿病×ファブリー病ライブ配信講演会

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【講演Ⅰ】美馬 晶先生[大阪医科薬科大学 腎臓内科 教授(特別職務担当教員)]

【講演Ⅱ】深水 圭先生[久留米大学医学部内科学講座 腎臓内科部門 主任教授]

【講演Ⅰ】『腎症を合併した2型糖尿病治療を再考する~イメグリミンの可能性について考える~』
DCCT試験はintensiveな血糖マネジメントによる心血管イベント抑制を示し、UKPDSの結果は2型糖尿病における血糖コントロールの大血管障害予防効果示すものである。しかしながら、血糖マネジメントだけでは糖尿病関連腎臓病(DKD)の寛解達成は困難である。その中で近年の大規模臨床試験(EMPA-REG Renal OUTCOME, CANVAS program, およびDECLARE-TIMI 58)はSGLT2阻害薬による腎保護作用を明らかにした。我々はDKD進展・増悪メカニズムに炎症、酸化ストレスが関与することを明らかにしているが、それらはミトコンドリア障害に伴う活性酸素種(ROS)を介して増加することが知られている。腎臓においてミトコンドリアは特に近位尿細管とポドサイトに多く存在することからミトコンドリア障害とDKDは緊密な関係にある可能性がある。一方、イメグルミンはNAD+による膵作用とROS産生低下による膵外作用を併せ持つ2型糖尿病治療薬であるが、ミトコンドリアへの影響の観点から興味深い薬剤である。本講演では腎症を合併した2型糖尿病治療におけるイメグリミンの可能性を中心に論じたい。

【講演Ⅱ】『ファブリー病関連腎症の早期発見アプローチ〜治療へ繋げるために〜』
ファブリー病は、ライソゾーム酵素であるαガラクトシダーゼA(GLA)が欠損することにより生じるX連鎖遺伝性疾患である。GLAの基質である糖脂質、特にグロボトリアオシルセラミド(globotriaosylceramide:Gb3)やGb3の脱アシル化誘導体であるグロボトリアオシルスフィンゴシン(globotriaosylsphingosine:Lyso-Gb3)が分解されずライソゾーム内に蓄積し、組織および臓器障害を引き起こす先天性代謝異常症である。男性非透析慢性腎臓病(CKD)患者においても0.48%がFabry病と診断されており※、潜在しているFabry病関連腎疾患患者は多く存在すると考えられる。Gb3が血管内皮細胞、自律神経節、汗腺、腎臓、心筋、角膜などの組織に蓄積することによって,全身性に様々な臨床症状を呈し、腎臓,心臓,脳血管などの主要臓器障害は患者の生命予後を左右する。近年、早期診断ツールにスクリーニングとともにマルベリー小体が着目されている。本講演では早期発見へのアプローチと治療について考えてみたい。
※ Nephrol Dial Transplant (2022)37:115-125


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