- トップ >
- ライブ配信講演会一覧(ライブ配信/録画配信) >
- 糖尿病×ファブリー病ライブ配信講演会 Stop!臓器障害
糖尿病×ファブリー病ライブ配信講演会 Stop!臓器障害
【講演Ⅰ】久保田 芳明 先生(日本医科大学付属病院 循環器内科 心臓リハビリテーション室 室長)
【講演Ⅱ】矢野 俊之 先生(札幌医科大学医学部 内科学講座 循環病態内科学分野 病院教授)
■講演Ⅰ 『BMIと遺伝子多型の双方を考慮した、循環器疾患合併糖尿病患者の薬物治療戦略』
糖尿病患者では心・腎・代謝連関を意識した治療戦略が重要とされ、欧米のガイドラインでは多臓器に影響する薬剤が推奨されている。一方、本邦の2型糖尿病患者では①インスリン分泌不全が主病態、②悪性腫瘍が死因の第一位、③3人に1人はインクレチン関連薬に反応しやすい遺伝子多型(R131Q変異)を有するなど、背景が大きく異なる。加えて高齢者ではフレイルの合併も多く、体重にニュートラルな薬剤であるDPP-4阻害薬やイメグリミンも選択肢になる。本講演では、日本人糖尿病患者における遺伝子型およびBMIを考慮した、循環器疾患合併症例に対する個別化薬物治療について解説する。
■講演Ⅱ 『チャンスは待っている人に訪れる〜ファブリー病診断のtips〜』
ファブリー病は、酵素補充療法やシャペロン治療により予後改善が期待できる進行性疾患であり、早期診断が極めて重要である。小児期と成人期で症状が異なる場合があるため、年齢による臨床像の変化に注意を要する。診断のヒントとして、尿中マルベリー小体、角膜の渦巻状混濁、PQ・PendQ短縮、後側壁基部の壁運動・ストレイン低下、MINOCAや冠攣縮などが挙げられる。心肥大もサインだが、女性では目立たない点に留意する。
配信情報
- 追っかけ再生対応
- 録画配信非対応
-
※
ライブ配信講演会に関するお問い合わせはこちらからご連絡ください。