Vol.17 現場の立場から(14)主治医の治療方針と糖尿病治療ガイドラインに沿って分かりやすい言葉でアドバイス

「服薬支援」はベースとなる3つのポイントを薬局内で統一して質担保

江田 一樹

しんわ薬局立川店(東京都立川市)

1998年に北里大学薬学部を卒業後、都内近郊で複数店舗展開する調剤併設型のドラッグストアに入社。8年間勤務した後、関東近郊の中規模調剤薬局に転職。複数店舗の管理薬剤師を経験した後に、経営体制の変更を経て、東京地域のエリア長として約3年間、主にマネジメント業務を担当。2017年に株式会社メディックスに入社し日野店、万願荘店を経て、2018年10月から現在のしんわ薬局立川店の管理薬剤師として勤務している。

しんわ薬局立川店はJR立川駅東口から歩いて8分ほどの複数医療機関に囲まれた地域に位置し、近隣には同店を含め4薬局が開設されています。同店で応需する処方箋の約7割は立川相互ふれあいクリニックで、糖尿病代謝内科やリウマチなど専門性の高い多様な診療を行っています。また、全処方箋のうち約25%に糖尿病関連の処方が含まれています。スタッフは管理薬剤師の江田氏のほかパート薬剤師4人、パートを含む医療事務4人などで構成されています。

POINT.1

低血糖・シックデイ・自己注射を焦点にアドバイスと確認が基本に

POINT.2

患者さんとの面談を通じ行動目標を設定し、その実践を支援