DiaMond Live Seminar ~2剤の力で切り拓く糖尿病の早期治療~

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【座長】綿田 裕孝 先生(順天堂大学大学院医学研究科 代謝内分泌内科学 教授)

【講演Ⅰ】駒津 光久 先生(信州大学医学部 糖尿病・内分泌代謝内科学 教授)

【講演Ⅱ】加来 浩平 先生(川崎医科大学 名誉教授 / 川崎医科大学総合医療センター 特任部長)

【講演Ⅰ】
2型糖尿病の診断後、非高齢者で合併症がなければ、早期から糖尿病を持たない人と同じ血糖域を目標とした血糖マネジメントが極めて重要です。実際、治療開始が3年おそくなると、同等のコントロール状態でも心血管イベントの発症は明らかに増加することが示されています。1)また、厳格な血糖コントロールが従来考えられているよりはるかに合併症抑制に有効であることがメンデリアンランダマイゼーションを用いたACCORD試験の追加解析で明らかになりました。2)VERIFY 試験は早期のメトホルミンとDPP4 阻害薬の併用の重要性を示しました。2型糖尿病患者は糖尿病をもたない人とかわらない血糖範囲を維持することが患者さんの治療に対するモチベーションを高める観点からも大切です。

【講演Ⅱ】
糖尿病治療の目標は「健康な人と変わらない人生」を歩んでもらうことであるが、患者さんの思いや願いは「健康で長生き・不便、不安、苦痛のない生活・ポジティブな人生」であると考えられる。昨今の大規模臨床試験より、グルコースメモリーやレガシー効果の存在・多因子介入の重要性が示唆されている。それと同時に血糖目標値の達成を目指した糖尿病治療のリスクとベネフィットのバランスを考慮した患者中心のアプローチも重要である。
今回の講演では、2型糖尿病治療におけるメトホルミンとDPP-4阻害薬の併用意義とともに、いまいちど配合剤の有用性を解説し、患者ファーストの治療とは何かを考えたい。


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