最新のガイドラインにおけるメトホルミンの位置づけ~適正使用情報を含めて~

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【演者】林野 泰明 先生(天理よろづ相談所病院 内分泌内科 部長)

我が国でメトフォルミンが発売されたのは1961 年であり、以後現在まで60 年以上に渡り糖尿病治療薬として使用されている。メトフォルミンの作用としては、インスリン分泌を介さず、肝臓・骨格筋・脂肪組織および小腸に作用して血糖降下作用を示す。主な作用は、「肝臓における糖新生の抑制」であり、ほかに「骨格筋・脂肪組織における糖取り込み促進」、「小腸からの糖吸収抑制作用」がある。また、血糖降下作用が高い、低血糖リスクが低い、体重増加への懸念が無い、コストが安いなど利点が多い薬剤である。*

一方で消化器症状や乳酸アシドーシスなどの安全性の懸念もある薬剤であるが、上手に利用することで質の高い血糖コントロールを達成することが可能である。本講演会では、メトフォルミンの有効性や安全性、また最新の知見について解説を行う。

* 日本糖尿病学会:コンセンサスステートメント策定に関する委員会「 2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム(第2版)」:糖尿病 66(10), 715-733, 2023


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