DPP-4阻害薬の歩みと未来 ~ From Bench To Bedside ~

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【演者】高本 偉碩先生(東京医科大学茨城医療センター 代謝・内分泌内科 准教授)

​「糖尿病治療ガイド2022-2023」では、糖尿病治療の目標として、「糖尿病のない人と変わらない寿命とQOL の実現」を目指すことが掲げられています。慢性的な高血糖が長期間持続するほど、糖尿病の合併症の発症・進行のリスクが高まります。わが国で実施されたJ-DOIT3試験やメトホルミンとビルダグリプチンの早期併用療法による血糖管理維持効果を検証したVERIFY試験の結果などを鑑みますと、合併症予防の治療目標値であるHbA1c 7.0%未満から一歩踏み込んだ治療、すなわち「血糖正常化」を達成することの意義が改めて明確になってきているといえましょう。2022 年に発表され、2023 年に改訂されたわが国の「2 型糖尿病の薬物治療のアルゴリズム」では、非肥満でインスリン分泌不全が想定される場合、病態に応じた薬剤選択としてDPP-4阻害薬が候補薬の先頭に挙げられています。本講演ではDPP-4阻害薬を巡る基礎研究と実臨床に関する最近の話題を提供したいと思います。


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