メトホルミン再考 ~真の適正使用を目指して~

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​【演者】川浪 大治先生(福岡大学医学部 内分泌・糖尿病内科学 教授)

メトホルミンは2 型糖尿病における基礎治療薬であり、早期からの使用が望ましい。「2 型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム」(日本糖尿病学会)においては、用量依存的に血糖降下作用が高く、単剤では低血糖リスクが低いことに加え、体重への影響が少ないとされている※。さらに、メトホルミンはBMIに関係なく血糖降下作用が期待出来る為、肥満・非肥満を問わず高い位置付けで推奨されている。一方で、まれに乳酸アシドーシスを起こす可能性があるため、腎機能に応じた用量調節などの適正使用が必要である。本講演では、2 型糖尿病におけるメトホルミンの有効性について改めて考えるとともに、重大な副作用として知られている乳酸アシドーシスの実態についても考察したい。

※日本糖尿病学会:コンセンサスステートメント策定に関する委員会
「2型糖尿病の薬物療法のアルゴリズム(第2版)」:糖尿病 66(10):715-733, 2023


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