高齢者糖尿病を見据えたイメグリミンの使い方~100症例超の使用経験から考察する~

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【演者】川口 祐司 先生(社会医療法人景岳会 南大阪病院 内科 副部長)

2型糖尿病を耐糖能異常、糖尿病発症、診断という時間的な流れでみた際に、インスリン抵抗性は糖尿病を発症した時にすでにピークに達しており、インスリン分泌は発症初期から低下し、実際に糖尿病と診断された時には膵β細胞の機能は半分程度となっている。 このため、糖尿病治療の初期段階でインスリン分泌低下とインスリン抵抗性を共に改善する治療が重要である。
イメグリミンはグルコース濃度依存性にインスリン分泌を促進する作用と、肝臓や骨格筋での糖代謝を改善する膵外作用という2つの作用が想定される。2型糖尿病患者に対して行われた国内第Ⅲ相臨床試験では単独投与および他剤への追加投与でHbA1cの低下がみられたが、実臨床下での報告は少ない。
そこで、本講演では100症例超の使用経験から高齢者糖尿病の治療も見据えた本剤の好適患者像を考察する。


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