「ツイミーグ錠500mg」の通常出荷再開のおしらせ

謹啓 時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は弊社製品に格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。

弊社が販売しております「ツイミーグ錠500mg」につきましては、長期間の限定出荷により医療関係者の皆様ならびに患者様にご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。
この度、2023年12月20日より通常出荷を再開いたしましたことをご連絡申し上げます。

弊社は製薬企業の責務である医薬品の安定供給を十分に果たせなかったことを深く反省し、将来に向けての需要予測に基づき、生産拠点での作業員の増員による24時間生産体制の構築等、生産能力の確保に取り組んでまいります。

これまで多大なるご迷惑ご不便をおかけいたしましたこと、重ねてお詫び申し上げるとともに、長きにわたる限定出荷にご理解とご協力を賜りましたこと厚く御礼申し上げます。

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ツイミーグ錠500mgの製品基本情報(適正使用情報など)

ツイミーグの作用機序1-7)

ツイミーグの作用機序の詳細はこちら開く

ツイミーグは、NAMPT(NAD合成系酵素)遺伝子、ミトコンドリア呼吸鎖複合体Ⅰへの作用を介して、膵β細胞におけるグルコース濃度依存的なインスリン分泌を促す膵作用と、肝臓・骨格筋での糖代謝を改善する膵外作用(糖新生抑制・糖取り込み能改善)という2つのメカニズムで血糖降下を示します。
これらの作用にはミトコンドリアを介した各種作用が関係していると推定されます。

ツイミーグの作用機序

1)Hallakou-Bozec S et al.: PLoS ONE 2021; 16: e0241651
 (【利益相反】本論文の著者のうち4名は、Poxel社の社員である。)
2)Hallakou-Bozec S et al.: Endocrinol Diab Metab 2021; 4: e00193
 (【利益相反】本論文の著者のうち3名は、Poxel社の社員である。)
3)Pick A et al.: Diabetes 1998; 47: 358-64、30)
 社内資料:β細胞障害に対するイメグリミンの作用
4)Vial G et al.: Endocrinol Diabetes Metab 2021; 4: e00211
 (【利益相反】本論文の著者のうち1名は、Poxel社の社員である。)
5)Vial G et al.: Diabetes 2015; 64: 2254-2264
 (【利益相反】本論文の著者のうち2名は、Poxel社の社員である。)
6)社内資料:HFHS 食負荷マウスの肝臓に対するイメグリミンの影響
7)社内資料:HFHS 食負荷マウスの筋肉に対するイメグリミンの影響

ツイミーグの臨床成績

国内後期第2相試験〔用量反応検討試験〕

国内後期第2相試験[用量反応検討試験]

日本人2型糖尿病患者を対象として、ツイミーグを3用量(500mg、1,000mgまたは1,500mgを1日2回)で経口投与したとき、24週間後のHbA1cのベースラインからの変化量をプラセボと比較検討した試験です。

国内第3相試験[TIMES 1 試験:単独療法試験]

国内第3相試験[TIMES 1 試験:単独療法試験]

日本人2型糖尿病患者を対象として、ツイミーグ1,000mgを1日2回(2,000mg/日)で経口投与したとき、投与24週間後のHbA1cを改善するかをプラセボと比較して評価した試験です。

国内第3相試験[TIMES 2 試験:単独および他の血糖降下薬との併用療法長期試験]

国内第3相試験[TIMES 2試験:単独および他の血糖降下薬との併用療法長期試験]

日本人2型糖尿病患者を対象として、ツイミーグ1,000mgを1日2回(2,000mg/日)、単独(長期単独投与)または他の血糖降下薬と併用(長期併用投与)で52週間経口投与したときの安全性および忍容性を評価した試験です。

国内第3相試験[TIMES 3 試験:インスリン併用療法試験]

国内第3相試験[TIMES 3 試験:インスリン併用療法試験]

インスリン治療による血糖コントロールが不十分な日本人2型糖尿病患者を対象として、ツイミーグ1,000mgを1日2回(2,000mg/日)経口投与とインスリンを併用投与したとき、投与16週間後のHbA1cの改善をインスリン単独投与と比較して評価する。