医療関係者で会員登録されていない方
医療関係者で会員登録されている方
ログイン
医療関係者で会員登録をご希望の方
新規会員登録
このページのまとめ
かゆみを伴う疾患には、慢性肝疾患・腎疾患・血液疾患・代謝・内分泌疾患などがあります。
かゆみの分類には、伝達経路による分類と、抗ヒスタミン薬の奏効による分類があります。

かゆみを伴う疾患の種類

かゆみを伴う疾患には多くの種類があります。
慢性肝疾患では肝炎、肝硬変、原発性胆汁性胆管炎(Primary biliary cholangitis:PBC)などが挙げられます。また、腎疾患では慢性腎不全、代謝・内分泌疾患としては糖尿病や甲状腺機能障害などがよく知られています。
img_itch_kind_01_01(O)

かゆみの分類

img_illuste_soudan
かゆみはその伝達経路により、末梢性のかゆみと中枢性のかゆみに分類されています。また、臨床的には抗ヒスタミン薬が奏効しやすいかゆみと奏効しにくいかゆみに分類することができます。
一般的に末梢性のかゆみは、皮疹が認められるという特徴があり、抗ヒスタミン薬が奏効しやすいかゆみです。一方、中枢性のかゆみは、通常、皮膚病変が認められず、抗ヒスタミン薬や抗アレルギー薬なども奏効しにくいかゆみです。このことから難治性のかゆみと考えられています1)
慢性肝疾患や腎疾患のかゆみは、全身性疾患に伴うかゆみであり、中枢性かつ難治性のかゆみが多いことが知られています。
img_itch_kind_01_02
1) 種田 研一 他:綜合臨牀 59(8):1842, 2010から引用