パーキンソン病診療ガイドライン2018改訂のポイント:すくみ足の治療アルゴリズム

監修:服部 信孝 先生
「パーキンソン病診療ガイドライン」作成委員会 委員長
順天堂大学大学院医学研究科神経学講座 教授

すくみ足の治療アルゴリズム

*1 第Ⅱ編CQ2を参照


日本神経学会「パーキンソン病診療ガイドライン」作成委員会編: パーキンソン病診療ガイドライン2018, 医学書院(東京), p189, 2018

解説

すくみ足に対しては、ウェアリングオフの有無によって対応が異なる。ウェアリングオフがない場合のすくみ足や、ウェアリングオフのオフ時に出現するすくみ足の場合は、ウェアリングオフ対策に準じた抗パーキンソン病薬の用量調節を行う。
ドパミン補充療法に抵抗性のオン時のすくみ足には、聴覚・視覚キュー刺激を用いることやドロキシドパの追加を行う。

日本神経学会「パーキンソン病診療ガイドライン」作成委員会編: パーキンソン病診療ガイドライン2018, 医学書院(東京), p188, 2018 より作成

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