パーキンソン病診療ガイドライン2018改訂のポイント:早朝ジストニアの治療アルゴリズム

監修:服部 信孝 先生
「パーキンソン病診療ガイドライン」作成委員会 委員長
順天堂大学大学院医学研究科神経学講座 教授

早朝ジストニアの治療アルゴリズム

日中のoff periodジストニアはウェアリングオフ対策に準じて行う。


日本神経学会「パーキンソン病診療ガイドライン」作成委員会編:パーキンソン病診療ガイドライン2018, 医学書院(東京), p186, 2018

解説

ジストニアに対しては、出現時間と抗パーキンソン病薬服薬時間から、on periodジストニアかoff periodジストニアかを明らかにする。日中のoff periodジストニアは、ウェアリングオフ対策に準じて行う。早朝のoff periodジストニアには、長時間作用型ドパミンアゴニストを試みるか、起床時の少量のL-ドパ服用、睡眠前のL-ドパまたはドパミンアゴニストの服用を行う。

日本神経学会「パーキンソン病診療ガイドライン」作成委員会編: パーキンソン病診療ガイドライン2018, 医学書院(東京), p185, 2018 より作成

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