レミッチ:効能又は効果/用法及び用量


「禁忌を含む注意事項等情報」の改訂には十分ご留意ください。

効能又は効果

次の患者におけるそう痒症の改善(既存治療で効果不十分な場合に限る)
透析患者、慢性肝疾患患者

用法及び用量

通常、成人には、ナルフラフィン塩酸塩として1日1回2.5μgを夕食後又は就寝前に経口投与する。なお、症状に応じて増量することができるが、1日1回5μgを限度とする。

<用法及び用量に関連する注意>

血液透析患者におけるそう痒症の改善の場合
本剤の投与から血液透析開始までは十分な間隔をあけること。[本剤は血液透析により除去されることから、本剤服用から血液透析までの時間が短い場合、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。(「薬物動態」の項参照)]
腹膜透析患者におけるそう痒症の改善の場合
本剤の投与から透析液交換までは十分な間隔をあけること。[本剤服用から透析液交換までの時間が短い場合、本剤の血中濃度が低下する可能性がある。(「薬物動態」の項参照)]
慢性肝疾患患者におけるそう痒症の改善の場合
本剤の投与は1日1回2.5μgから開始し、効果不十分な場合に1日1回5μgへの増量を検討すること。
OD錠は口腔内で崩壊するが、口腔粘膜からの吸収により効果発現を期待する製剤ではないため、唾液又は水で飲み込むこと。(「適用上の注意」の項参照)

このDIは2022年4月改訂(第3版)のレミッチ電子添文に基づいて作成しました。