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糖尿病への薬剤師の介入

慢性疾患への介入、とりわけ糖尿病のある人への介入は、薬局薬剤師にとって積極的に取り組むべき事案のひとつです。外来患者のかかりつけ薬剤師としての役割、在宅医療への取り組みなど、様々な角度から糖尿病のある人への介入を行なっている事例を、指導者の立場から、そして現場の立場からに分けてご紹介します。
[※掲載から3年を目途に順次掲載を終了させていただいております。]
更新終了のお知らせ
住友ファーマ 医療関係者向けサイトをご利用いただきありがとうございます。
こちらのコンテンツは、Vol.18の公開をもって終了させていただくこととなりました。
ご利用の皆さまにはこれまでご愛読いただきましたこと、心より感謝申し上げます。
Vol.18 指導者の立場から(4)病院では短い時間しか接することができず、生活面のフォローは薬局に期待

小林 庸子 氏
杏林大学医学部付属病院はJR中央線の三鷹駅からバスで20分ほど、京王線・仙川駅からも15分ほどで、近隣には井之頭公園などもあり閑静な住宅街に位置しています。小林氏は、「病院ではとても短い時間しか患者さんと接することはできません。その後の生活を見ていただくのは薬局ですので、しっかりフォローしていただきたい」と薬局・薬剤師への期待を語ります。また、「毎回同じ処方でも話すネタはあります」とも指摘します。介入の工夫、ポイントをうかがいました。
Vol.17 現場の立場から(14)主治医の治療方針と糖尿病治療ガイドラインに沿って分かりやすい言葉でアドバイス
江田 一樹 氏
しんわ薬局立川店はJR立川駅東口から歩いて8分ほどの複数医療機関に囲まれた地域に位置し、近隣には同店を含め4薬局が開設されています。同店で応需する処方箋の約7割は立川相互ふれあいクリニックで、糖尿病代謝内科やリウマチなど専門性の高い多様な診療を行っています。また、全処方箋のうち約25%に糖尿病関連の処方が含まれています。立川市の「糖尿病性腎症の重症化予防プログラム」に参画している江田氏の取り組みついて伺いました。
Vol.16 現場の立場から(13)患者さんの性格・行動変容モデルを組み合わせ、個々のニーズを汲み取って支援する
黒田 泰司 氏
「薬局を通じて地域医療に貢献する」をテーマに、まこと薬局を経営する黒田泰司氏は、患者さんの行動変容を促し、自身で問題を解決していくエンパワーメントアプローチを大切にしています。来局時から患者さんを観察し、5段階の行動変容モデルと性格タイプ別モデルとを組み合わせることで、個々の患者さんの「ニーズ」を汲み取った支援をしています。患者さんとともに、その目的に向かう「伴走者」として取り組みについて伺いました。
Vol.15 指導者の立場から(3)他職種と役割分担し専門性を発揮することが「改善」に結びつく
亀井 美和子 氏
日本薬剤師会の常務理事でもある亀井美和子氏は、薬剤師業務が社会にどう役に立っているのかをテーマに、長年研究に取り組んでこられました。そして「重要なことは薬剤師、他職種がどのように関わるか」だと指摘します。多くのフィールド研究に携わってきた経験、欧米の薬局・薬剤師に関する多くの知見を踏まえ、アカデミアの立場から薬局・薬剤師による糖尿病患者介入の在り方についてお話しいただきました。
Vol.14 現場の立場から(12)地域薬局が協力して、糖尿病など生活習慣病患者の行動変容・重症化予防を支援
光谷 良太 氏
新潟県佐渡市では、中核を担う佐渡総合病院を中心に、2012年4月に島内の医療機関・保険薬局・介護施設を双方向で結ぶ地域医療連携ネットワーク「さどひまわりネット」が稼働しました。現在、人口約5万人のうち約3割、高齢者に限ると約6割が、同ネットによる医療等情報共有に同意し、地域医療を支える上で重要な連携ツールになっています。同ネットを介して多職種連携を進める光谷氏にお話を伺いました。
Vol.13 現場の立場から(11)患者ごとに他職種と協働して、個々の“生活に応じた薬物療法”を支援・指導
山﨑 徹 氏
在宅医療に特化した保険薬局「薬局ニコニコ」では、特に地域密着型の “個人在宅”を中心に業務展開を進めています。患者さんが家族や友人らが居る地域で在宅生活を続けられるよう、主治医、訪問看護師、ケアマネージャー、ヘルパーなど多様な職種と連携・情報共有しながら支援しています。長年、大手調剤薬局に勤め、管理・指導部門のポジションから一転、新たな“現場”に飛び込んだ山﨑氏の取り組みをうかがいました。