Vol.12 薬局管理栄養士の新たな可能性(全4回)

末延 竜哉

株式会社サンキュードラッグ/コミュニティケア事業部在宅支援在宅マネージャー 兼 ハローパーク大手町薬局 管理薬剤師・薬局長

2015年に福岡大学薬学部を卒業後、株式会社サンキュードラッグへ入社。現在は調剤薬局・ドラッグストア併設店(ハローパーク大手町薬局)にて管理薬剤師として勤務。社内部署のコミュニティケア事業部に所属し在宅マネージャーを兼務、系列薬局の在宅医療の支援や管理薬剤師との連携を実施している。

薬局の在り方が多様化する中で、調剤薬局に管理栄養士が勤務する例が増えてきたように思います。健康寿命を延ばすためには治療だけでなく栄養状態の管理が重要となります。食生活が充実することはQOL向上に直結し、フレイル予防にも繋がります。本コラムでは、調剤薬局の薬剤師と管理栄養士の連携例・活動例を4回にわたりお伝えします。

Vol.12 薬局管理栄養士の新たな可能性(全4回)

  • 【第4回】治療継続の支援に向けて

    疾患のコントロール・改善には薬物治療の継続が重要となります。しかし、忙しさや自身の体調への関心の薄さ等から治療を離脱してしまう例が見受けられます。治療の継続が課題となるのは糖尿病に限ったことではありません。このような患者さんを少しでも減らせるよう、薬局窓口で地域の方々の治療を支援する取り組みを実施した例を紹介します。

    シリーズ 薬剤師へ エキスパートが届けるメッセージ

    【第4回】治療継続の支援に向けて
  • 【第3回】地域の健康づくりの支援

    糖尿病や高血圧症、脂質異常症などの生活習慣に深く関係している疾患の治療では薬物治療だけではなく、食事や運動習慣の見直しが必要となります。また、医療介入を受けていない方の中にも生活改善が必要なケースが数多く存在しています。そのような方々を支援するには、どのようにアプローチすればいいでしょうか。健康増進のための取り掛かりとしては特定保健指導やジムなどのトレーニング施設、地域の集い、最近ではYouTubeなども選択肢に上がると思います。様々なコンテンツがある中弊社の「スマイルクラブ」が選択肢の一つとして貢献できた例を紹介したいと思います。

    シリーズ 薬剤師へ エキスパートが届けるメッセージ

    【第3回】地域の健康づくりの支援
  • 【第2回】在宅医療での連携

    在宅医療の現場において多職種の介入により良好な経過をたどることがあります。現在では管理栄養士による食生活・栄養支援の介入例も増えてきました。今回はサービス付き高齢者向け住宅において、食欲不振、意欲低下中の患者に対し薬剤師と栄養士が共同して介入した例を紹介します。

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    【第2回】在宅医療での連携
  • 【第1回】薬剤師と管理栄養士の連携について

    地域の健康相談の窓口となる調剤薬局やドラッグストアに管理栄養士が在籍する機会が増えたように思います。薬剤師と管理栄養士が連携するためにはお互いが専門性と特性を把握することが大切です。今回は弊社での連携例の導入として、各々の役割の確認をしていきます。

    シリーズ 薬剤師へ エキスパートが届けるメッセージ

    【第1回】薬剤師と管理栄養士の連携について

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