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Vol.19 薬剤師による患者フォローアップ業務の『これまでとこれから』について(全4回)
益山 光一 氏
東京薬科大学薬学部 医療薬物薬学科薬事関係法規研究室/教授
1992年東京薬科大学卒、1993年4月に厚生省(現 厚生労働省)に入省。2005年から厚生労働省保険局医療課薬剤専門官、2009年から医薬品医療機器総合機構審査第二部審査役を務める。その後、医薬品医療機器総合機構審査マネジメント部薬事戦略相談室長、厚生労働省医政局国立病院課課長補佐(在宅医療推進室室長補佐併任)、厚生労働省医薬局審査管理課課長補佐を務め、2014年9月に厚生労働省を退職。2014年10月に東京薬科大学薬事関係法規研究室教授となり現在に至る。
日本薬学会レギュラトリーサイエンス部会世話人、レギュラトリーサイエンス学会編集委員会委員、小児薬物療法研修委員会委員。

令和元年の薬機法改正で、薬学的知見に基づく継続的な指導が薬剤師の必須業務となったことは、皆さんご承知のとおりです。このフォローアップ業務の「これまでとこれから」という視点で、第1回は、これまでのフォローアップ業務について確認し、第2回は、薬機法改正での議論を踏まえてフォローアップ業務への期待、第3回は、厚生労働科学研究で検討した内容、最後の第4回では、厚生労働科学研究での成果も踏まえてのこれからについて、本コラムにて、服薬期間中の患者フォローアップという業務がこれからの薬剤師業務の重要な柱の1つとなるという「思い」(期待)を中心にお話いたします。
Vol.19 薬剤師による患者フォローアップ業務の『これまでとこれから』について(全4回)
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【第4回】これからの薬剤師フォローアップ業務について
第3回で触れた研究報告の具体的なフォローアップ事例以外の研究部分として、海外での取り組み等を踏まえて、我が国の薬剤師が、これからの高齢社会において、今後実施すべきフォローアップ業務とは何かについて、私の思い(願い)についてお話したいと思います。
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【第3回】フォローアップ実施に向けた厚生労働科学研究結果に関する想い
令和2年度から4年度までの3年間実施してきた「薬剤師の職能発揮のための薬学的知見に基づく継続的な指導等の方策についての調査研究」の報告書を踏まえ、具体的なフォローアップ事例から見えてきた、薬剤師の行うべきフォローアップ業務について私見も交えてお話します。
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【第2回】薬剤師フォローアップに関する法改正の背景等
令和元年の薬機法改正にフォローアップ業務が導入された背景等について、厚生科学審議会医薬品医療機器制度部会での議論や、薬機法等制度改正に関するとりまとめでの記載について、気になる点を中心にお話したいと思います。
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【第1回】これまでの薬剤師による患者フォローアップ業務とは
令和元年の薬機法等の改正以前までもフォローアップ業務は実施されてきた。その論文数と内容等を踏まえて、また、病院薬剤師の活動を踏まえ、薬局薬剤師が留意すべき点についてお話します。
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